高齢化社会と受容(1)

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あまり新年の話題にはふさわしくありませんが、一昨年から高齢化社会につきものの、高齢者と死について公私ともに考えることがありました。
私は、特に、研究としてこのことを考えているわけではなく、むしろ折に触れてゼミなどで話していたのですが、様々な意味で色々な方に共通する話題となると思います。

エリザベス・キュプラー・ロスは『死の瞬間』という非常に著名な本を出版しています。死の受容のプロセスを、否認、怒り、抑鬱、受容としています。実は、社会学でも、患者さんがどのように死を受け止めるのかということは、医学と共同して深く探求されている分野です。そしてこの苦しみのプロセスに私たちはどのように支援が出来るのでしょうか。

もう一つ注目されているのは、患者さんを愛する人たち、多くはその配偶者を中心とする家族や、恋人、友人などの心の痛みです。死に直面する患者さんだけではなく、その家族の看病と苦悩は明らかです。そして、この方たちが、何を思うか、そして語るか、それをどのように聞くかは、研究者としても支援者としても大きな課題です。

どちらの課題も、アンケートをとって何かがわかるわけではなく、むしろ患者さんや家族の方からゆっくりとあるいは手早にお話になりたいことを伺い、真摯に立ち向かうことが必要とされています。社会学では、グランデッドセオリーや私が行っている会話分析という手法が使われることが多いです。

ここでは、ゆっくりとこの高齢化社会の課題となる受容を考えますが、この2年間で得た(あくまでも研究としてではありません)私の結論の一つは、どんなにつらかろうが最後まで前を向いて生きると言うことです。

この結論にむすびつく、受容のプロセスに関しては、またの機会に続いて考察をするために筆を進めようと思います。

 山崎 晶子

プロジェクト演習の学生作品「Tic Tac Chevy」が学生CGコンテストで入選

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メディア学部の三上です.

東京ゲームショウ2016に出展するために学生たちが開発したゲーム『Tick Tack Chevy』は,学生たちがその後も改良を続け,第22回学生CGコンテストにノミネートされました.

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あなたもつくることができる絵画風フィルタ(ソースプログラムを公開)

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Javaによる絵画風画像生成のための教育用システムのソースプログラムを公開しますので,ぜひ使ってください.写真データをさまざまな画像に変更するフィルターを自分で制作できます.

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コンピュータグラフィックスの一分野である非写実的表現手法(NPR)を学習することを目的として開発しました。CG教育において本教育システムは以下の3つの使い方ができます。

(1)NPR処理による絵画風画像の生成
絵画調画像アプレットを起動し各種のFilterを使えば、各種のNPR手法による画像が生成できます。各種パラメータを変更しながら絵画調画像を生成することができます。本システムをダウンロードして画像データを追加することによって、各自が撮影したデジタル画像の絵画風画像が生成できます。
◎絵画風画像描画システムVer.1.1 (2016.12, Appletviewerで動作,zipファイルをダウンロードして実行してください)

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(2)絵画風画像のアルゴリズム理解
ユーザは各種の入力パラメータを変更することによって絵画風画像生成アルゴリズムの理解を助けることができます。Javaソースプログラムも見ることができるので、パラメータの役割や処理も理解することが可能です。

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文系×理系 で メディア

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みなさん、こんにちは、

 
東京工科大学メディア学部は文系と理系のコラボです。なぜでしょう?
メディアは一言で言えば情報を伝える媒体ですが、伝える情報そのものがどんなものなのかを考えてみましょう。みなさんはどのような情報の伝達に「メディア」らしさを感じますか?情報を伝えると言っても、ただパソコンの中でファイルをコピーしただけでは「メディア」という感じはしませんね。
それに比べて、ニュース、ツイッター、フェースブック、YouTubeなどは、「メディア」という感じがしますし、ゲーム、アニメ、映像、音楽なども「メディア」に大いに関係がある感じがしますよね。
そうなんです。メディア情報は「人」から「人」へ内容が伝わって初めて意味のある、あるいは、価値のある「情報」となるのです。次の図を見てください。メディア情報は「人」が気持ちや意図を伝えたくて創ります。そして、メディアはその情報を「人」に、作者の気持ちや意図を伝えてくれるのです。

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                    図1 人から人に伝わってはじめて「情報」

 

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大学一年生が生まれる前に作成した配色生成プログラムが動くか?

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1998年ごろに埼玉県秩父地方のさまざまな風景写真を題材にデザインリソースをまとめる研究会がありました.とても多くの風景と配色の関係を見ることができます.その一部にかかわって,調和配色を生成するプログラムを使ってもらいました.プログラム言語はJavaでした.

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この研究は,感性情報処理(Kansei Information Processing)の研究の一部分として「角度配色法と配色デザイン支援」として取り組みました.多くのデザイン支援の研究をしてきました.
http://kondolab.org/research/kansei.html
メディア学部でCGアニメーションやゲームに関係する研究をしていると,配色に興味を持つ学生が多くいます.その研究成果は,「キャラクターメイキングのための配色」で紹介しています.

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そのような研究をさらに推進するために,今までの研究を整理して,学生らにデモンストレーションしたり,改良してもらったりできるようにしたいと思いました.そこで,参考文献1で開発したJavaプログラムを公開しようを考えました.
20年も前に学生が開発したプログラムです.大学一年生が生まれる前のプログラムを改めてコンパイルして実行してみたところ,なんと,実行できました.
現在はWebブラウザで表示するのではなく,Appletviewrを利用してみることができます.

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«メディア学部が「広告」に注目している理由