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国際会議(Siggraph Asia)におけるゲーム開発研究の発表

2010年12月30日 (木) 投稿者: media_staff

2010年12月15日〰18日に韓国ソウルで開催された「Siggraph Asia」は,CGの世界最大の国際会議であるSiggraphのAsia版です.本家の抜群の知名度もあり,2008年から始まり年々レベルが高まっています.



今年のSiggraph AsiaではTechnical Sketch(Short Paper)において,本学の大学院生であり,「アジア人財資金構想」プロジェクトの国費留学生であるケネス・チャン君の研究が採択されました.





ケネス君の研究は,ゲームをプレイしている人の集中度を客観的に測定する手法を研究することで,将来的にはゲームデザインの質の向上に寄与しようというものです.ケネス君の研究では,「Mind Set」という,簡易的な脳波の測定器を用いて,

より自然なゲームプレイ環境でのプレイヤーの脳波を測定しています.同じゲームを複数のユーザにプレイしてもらい,共通するポイントを分析しました.



もともと英語圏の学生だけあって,発表は堂々たるもので,終了後は多くの質問と意見交換が行われました.



ちなみにゲームに関する大学院研究は他の分野と比較するとまだ歴史が浅い分,チャンスも多くあります.遊ぶだけのゲームではなく歴史を変えるようなゲーム研究にみなさん情熱を注ぐのもアリではないでしょうか.



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