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3Dと立体視では「音」が違う!!

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2011年度卒業研究で、同じ映像でも普通のテレビで見たのと、立体テレビで見たのでは「音」に違いがあることがわかりました。音は光よりもはるかに伝わる速度が遅いので、遠くの音はだいぶ遅れて聞こえます。花火を遠くで見たときにそのように感じますね。ですが、人間の視聴覚にはこの時間差を緩和する特別な働きがあるのです。ですから、花火でも実際の時間差ほどには音が遅れているようには感じないのです。では、テレビに遠くの景色が映っている時と実際に遠くの景色を見ているは同じなのでしょうか?2011年度卒業研究で栗田美喜さんは同じ映像を普通のテレビで見たのと、立体テレビで見たのとでは時間遅れの感じ方に違いがあることを発見しました。コンピュータグラフィックスで鉄筋の映像を2次元表示の普通のテレビ用と立体視ができる3次元テレビ用の2種類を作って比較したのです。この結果は2012年3月の日本音響学会春季研究発表会で発表しました。

図 鉄筋の三次元グラフィックス。ボールが落ちてきて鉄筋を打つと音がします。人は鉄筋の大きさを知っているので小さい映像では遠くにあることがわかります。

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