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2012年6月

浙江大学Peng先生による講演会

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4月からメディア学部の助手として着任しました石川です。専門はコンピュータグラフィックスです。



自分の研究内容は後日改めて・・・ということで,今回の内容は6月22日にCGの先端技術を数多く提案されている中国の浙江大学Peng(ペン)先生を東京工科大学にお招きして,講演いただいた内容についてです。

東京工科大学の公式ページはこちら



片柳研究所の15階会議室で講演していただきました。キャンパス内を見下ろしてもらった時に,馬の銅像が10体あることに感動されていました。

中国では『馬八頭』が縁起が良いとされているとのことでした。さらにFOODS FUU前の庭なども見て,今まで見たキャンパスで一番綺麗だと言っていただきました。

柿本先生による大学・学部紹介
柿本先生による大学・学部紹介

最初に柿本先生から東京工科大学とメディア学部の説明があり,以前から面識のある近藤先生は思い出の写真を混じえて昔の交流を振り返りました。

Peng先生の講演スタート
先生の講演スタート

Peng先生の講演タイトルは「Expressive Rendering Based on the Physiology and Perception of the Human Visual System」で,主なトピックは次の2つでした。

・人間が凝視する場合にシーンがどのように見えるかを再現し,画像処理を行う方法

・人間の知覚に基づいた表現性に富むレンダリング方法

Peng先生の講演を真剣に聞く教員と学生
先生の講演を真剣に聞く教員と学生

Expressive rendering of 3D models based on the perception of the HVSExpressive rendering of 3D models based on the perception of the HVS

CGの研究は結果が画像で視覚的に訴えられるため,わかりやすいし面白いと思います。講演にはCGや画像処理に興味のある学生に多く集まっていただきました。

Peng先生の講演は全て英語でした。わからない部分もあったかもしれませんが,最終的な結果画像で何がしたくて,結果はどうだったのかははっきりと伝わってきます。

学生さんからの質問もあり,有意義な講演でした。

Peng先生と記念撮影Peng先生と記念撮影

最後に記念撮影。CG関係に興味のある多くの方にお集まりいただきました。Peng先生の笑顔が印象的です!

また海外の著名な方を呼ぶ機会があればみなさんも参加してくださいね!

6月24日のオープンキャンパスへ向けて

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4月からメディア学部の助手に着任した藤本実です!



専門はウェアラブルコンピューティング・インタラクティブアートです。ウェアラブルコンピューティングとは、体に様々なセンサーを取り付けて身体情報を取得し、その情報を利用してコンピュータの操作をする、体に取り付けたLEDを点灯させて身体表現と光を組み合わせた新しい表現を行う、といった分野です。3月までは神戸大学の塚本研究室という研究室に博士課程の学生として所属していました。



テクノロジーとアートを融合させることで、様々な表現を生み出していけたらと思っています。



研究の一つとして、博士課程ではLEDを身体に装着して動き・光・音を組み合わせた新しい表現を可能にするシステムを開発してきました。




Lighting Choreographer

最近の成果としては、身体にELワイヤーを取り付けたスーツの点滅を無線通信で制御するシステムを開発しました。その光るスーツを用いたELダンスの公演動画はyoutubeで600万回再生を超え、XperiaのCMにも起用されるなど、世界中から注目を集めています。







踊っているのは私・・・ではなく、Wrecking Crew Orchestraという日本を代表するダンスクルーです。私自身ダンサーなので、尊敬するダンスクルーの作品に関われたことを光栄に思います。



そして今回、6月24日のオープンキャンパスに私の新作を発表する予定です!



ELワイヤーを体に装着したスーツを進化させた、新しいシステムでのパフォーマンスです。



パフォーマンスするにはダンサーが必要、ということで、メディア学部2年生のストリートダンサー3人に協力してもらって絶賛開発中です。

パフォーマンスとシステムの説明や振り付け体験などを行う予定です。高校生だけでなく、テクノロジーを使った新しいパフォーマンスに興味のある人であれば楽しめる内容だと思うので、お時間ありましたら是非お越しください。



東京工科大学 八王子キャンパス オープンキャンパス情報

東北支援EAST LOOP、LOVE&SENSEフェアトレード 株式会社福市 代表取締役  高津玉枝氏が「社会問題とメディア」で講演

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2012年6月8日に東京工科大学メディア学部の講義「社会問題とメディア」で発展途上国の手作りの品を適正な価格で取引する、フェアトレード商品を取り扱う会社「福市(ふくいち)」の代表取締役である高津玉枝氏による講演が行われた。



講演ではフェアトレードや、東日本大震災支援プロジェクトの話しをされた。グローバル化により、よりよい商品をより安く求めることが可能になった一方で、南北格差、環境、貧困など問題は広がっている。貨幣経済の普及により、発展途上国の村では自給自足の生活を営むことが困難になることが多い。高津氏は、現金を得て貧困から抜け出すために、子供の人身売買を行っていた村など様々なケースを見てきた。豊かさが当たり前になってしまった私達の生活は、知らず知らずに誰かに負担をかけているのかもしれない、そんな疑問を持つようになると、何か出来ることをしたいと強く思うようになった。そんな思いでフェアトレードを中心とした商品を扱う会社「福市」を設立。LOVE&SENSEというブランドも立ち上げ、今では大手百貨店で商品を出荷するまでになった。



そんな中、東日本大震災が起こる。高津氏は4月には被災地に入った。しごとを通じて人としての尊厳を取り戻してほしい、少しでも被災者が自分で働いて得たお金を手にすることが出来る場を提供したいと考え、復興支援プロジェクトEAST LOOPを始動した。女性たちが編み物の手芸品をつくり商品として売るというプロジェクトだ。被災者の手芸品を買うと、代金の半分が作り手の収入になる。プロジェクトを立ち上げた時は、様々な非難も浴びた。被災地での課題は途上国での課題と同じだと考える高津氏の考えに、反発した人もいた。しかしプロジェクトが軌道に乗るとFacebookなどソーシャルメディアでプロジェクトの評判が立ち、主要メディアにも取り上げられるようにもなる。現在、EAST LOOPの商品によって被災者の人たちに、もたらされた金額は1500万円以上になった。2012年1月に経済産業省のソーシャルビジネス・ケースブックに紹介されるまでに発展し、6月には平成24年度「東日本大震災復興ソーシャルビジネス創出促進事業費補助金(ソーシャルビジネスノウハウ移転・支援事業)」の採択が決定した。



講演後、学生からは、「フェアトレードの目指す理想とは何なのでしょうか?」などと言った質問があがった。高津氏は「資本主義の限界を感じますし、環境問題を含めて課題はたくさんありますが、第一ステージとしてフェアトレードの存在や社会の問題をより多くの人に知ってもらうことから始めるのが、私の使命だと思っています。」と答えて下さった。







講義紹介ビデオ



*本ビデオは東京工科大学で開発されたPVCTを活用しています。



高津玉枝 (たかつ たまえ)株式会社福市 代表取締役



90年代半ばに安いものばかり消費されることに疑問を感じる。フェアトレードの概念に出会う。2000年にインドのフェアトレード生産者の団体を訪問。オックスファムのフェアトレード商品に出会う。日本にもオックスファムを設立したく活動を開始、2003年オックスファムジャパンを立ち上げに寄与。現在理事。2006年11月フェアトレードを中心とした事業を行う会社 株式会社福市を設立。2008年表参道ヒルズにてフェアトレードのセレクトショップ「LOVE&SENSE」を展開。2010年 伊勢丹新宿店、高島屋大阪店イベントスペースにて出店。2011年フェアトレードの考えで復興支援プロジェクトEAST LOOPを立ち上げる。2011年7月より百貨店などで被災地の人たちが作った手編みのハートのブローチの販売スタート。



東日本大震災支援プロジェクトEAST LOOP



http://www.facebook.com/EASTLOOP



http://www.east-loop.jp/



 



Love&Sense



http://www.love-sense.jp/



 



 

■国際交流:タイのチュラロンコン大学工学部の学生インターン活動報告

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■国際交流:タイのチュラロンコン大学工学部の学生インターン活動報告





4月14日にバンコクを出発し6月4日に成田を出発するまでの期間、チュラロンコン大学の学生4名が、本学メディア学部でインターン学生として、研究・調査をしました。


留学生パーティーでみんなと一緒に

チュラロンコン大学と本学メディア学部は、アジア人財をきっかけに、すでに大学院生を2名受け入れており、このインターンは、その成果をもとに、チュラロンコン大学の希望により、大学間協定に基づいて実施されてました。

このインターンの実施にあたっては、チュラロンコン大学の教員、特にPizzanu Kanongchaiyos先生には、大変お世話になりました。



インターン学生は、Mr. Chakrik Thaviyonchai、Miss Chawintorn Pathomkasikul、Mr. Namo Podee、Mr. Thiti Watanasrimongkolです。彼らは、CG技術、CGアニメーション、ゲームなどに興味を持っており、それらに関連する以下のような研究調査をしました。



(1)興味ある分野の研究論文を10数本をもとにしたその分野の動向を整理したサーベイレポートの作成:

 帰国後に4年生として実施する卒業研究の基礎となるように、2週間程度で、さまざまな英語論文を読んで、6から8ページのレポートとして従来研究の概要をまとめました。



(2)大学研究室訪問、企業訪問、教員の研究紹介などの実施:

  東京大学西田友是研究室プロダクションIG(櫻井講師による説明)、ジブリ美術館、柿本教授や石川助手、ゲーム業界から大学院に来た松本さん、近藤によるCG研究、ゲーム制作紹介などを実施しました。来日しなければ見ることができないところへ訪問できたことは大きな喜びのようでした。また、メディア学部の教員のCG関係の研究を知ってもらうこともできてよかったです。


東京大学西田研究室の見学


柿本教授のCG研究事例


石川助手のCG研究事例


プロダクションIG


(3)演習への参加:

Chakrik君、ChawintornさんはCGキャラクターに興味を持っており、本学で研究してきたキャラクターメイキングの手法を利用して、キャラクター制作をするとともに、「ディジタルキャラクターメイキング」プロジェクト演習に参加し、制作結果を発表しました。

また、大学院生が提案する手法をもとに、システム開発を手がけたThiti君は、「クリエイティブアプリケーション」のプロジェクト演習に参加しました。Namo君は日本語により会話もよくできることから、卒業研究ゼミにも参加して、三上准教授のもとでゲーム研究に関係することを学びました。


プロジェクト演習ディジタルキャラクターメイキングで発表


(4)各自の研究テーマ:キャラクターメイキングのためにツール開発、写真をイラストに変換するiアプリ作成、ゲームのためのAIツール開発:

 短い期間で、アイデアをまとめて、アルゴリズムを理解または提案して、ツールの開発を進めました。最後のプレゼンでは、デモを行うことができる段階まで進んでいました。完成まではまだ何段階もありますが、素晴らしい開発力でした。


キャラクターメイキングシステムの発表


3次元キャラクターモデリングの研究


写真加工によるイラスト生成アプリの開発


AIを利用したゲーム制作の研究


UDKを利用したゲーム制作


4名の学生は毎日8時間から10時間くらいのは大学で研究をしており、本学の学生へとても良い影響を与えていたと思います。今後も継続できるような体制を作っていければいいと考えています。もちろん、本学の学生が短期留学をするなどの機会も作りたいと思います。


記念写真

■国際交流:スウェーデンのゴットランド大学との共同セミナーの開催

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■国際交流:スウェーデンのゴットランド大学(Gotland University)との共同セミナーの開催



ゴットランド大学とは、今年の2月に大使館でセミナー開催と同時に提携調印式をしました。



ゴットランド大学は、北欧最古の大学であるウプサラ大学と2013年に合併予定です。。


学内の庭園前で


学内の庭園前で

提携後の初めての活動として、5月17日に本学片柳研究所15階会議室で、Jorgen学長、Hans学科長、Steven教授、nakajima教授の4名をお迎えしてセミナーを開催しました。セミナーに先だって、コンテンツテクノロジーセンターの施設と教育・研究を紹介しました。


中嶋教授、片柳研究所1階にて、世界地図の中からゴットランドを見つけて


CTC前で映像コンテンツ制作の英語ポスターを見て

セミナーでは、スウェーデンの大学教育やゲーム教育について紹介いただきました。メディア学部からは、インタラクティブメディアコースとコンテンツ創作コースの教員がコンピュータグラフィックス、ビジュアルコンピューティングの研究、インタラクティブメディアを活用するためのアプリの紹介、サウンドを利用したメディアアート作品の紹介、ゲーム作品やゲーム教育について紹介しました。

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■国際交流:2012年3月 タイのチュラロンコン大学でセミナー開催

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■国際交流:2012年3月 チュラロンコン大学でセミナー開催



2012年3月12日にはタイのチュラロンコン大学でセミナーを開催しました。

チュラロンコン大学のWebページ:



3月12日10時30分に訪問し、学内の見学をしました。工学部の施設、美術館とその中の展示などを見ました。また構内では、大学のシンボルカラーを使ったバスを見ることができました。

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■国際交流:2012年3月 タイのキンモンクット大学でシンポジウム開催

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3月10日にタイのバンコクにあるキンモンクット大学、そしてと12日にはチュラロンコン大学でシンポジウムとセミナーを開催しました。



キンモンクット大学のWebページ



キンモンクット大学とは以下のように提携をしています。学部のブログ記事



アジア人財プロジェクトを進めるときに、タイのチュラロンコン大学とも、大学提携をしています。この提携に基づいて、いろいろな交流を進める第1歩として、本学の教員とアジア人財プロジェクトの大学院生が来ていました。このプロジェクトに参加している両校の卒業生であるサハ君とニロート君も講演を行いました。本学からは私とアジア人財プロジェクトのスタッフである伊藤彰教と下田美由紀が訪問し、交流を深めました。


キンモンクット大学の卒業生サハ君が学んだ校舎


日本の漫画やアニメのための図書館

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