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ルーム・トゥ・リード ジャパン 松丸佳穂氏「社会問題とメディア」にて講演

2012年8月 3日 (金) 投稿者: media_staff

今学期は東京工科大学メディア学部でルーム・トゥ・リード ジャパン, ルーム・トゥ・リード(Room to Read)代表 松丸佳穂さんにルーム・トゥ・リードにお話しを頂きました。2012年7月6日に行った講演についてご紹介します。



松丸氏が東京工科大学で講演をされるのは、今回2度目となります。非営利団体ルーム・トゥ・リードはマイクロソフトのエグゼクティブであったジョン・ウッド氏が、設立した団体です。「貧困の連鎖を断ち切り世界を変えるためには子供の教育から」をミッションに、その活動は子供達に本を寄贈することから始まり、現在では、世界各国で学校や図書館など初等教育施設を建設、また児童への奨学金の提供などを行っています。



本講演では、ルーム・トゥ・リードの活動についてだけではなく、非営利団体とメディアとの関係性についてお話をして頂きました。広告ではなく、広報の一環としてメディアに活動について紹介されることが如何に啓蒙活動にとって重要かについて、メディア学部の学生向けに話をされました。



近年のユニークな支援についてもご紹介頂きました。例えば、ルーム・トゥ・リードでは、世界中のアーティストによる支援活動が盛んだそうです。世界の著名なアーティスト達が一冊のスケッチブックに絵を描いてもらい、オークションに出すと言う試みが、スタートしており今後の、発展を期待されているとのことです。その他にも、動画編集などの技術を使い女子教育の大切さを説明する動画を作成するボランティア活動など、メディアを活用してどのような社会貢献ができるか、メディア学部の学生の視点から分かりやすく説明をして頂きました。これから、メディア学部の学生とルーム・トゥ・リードのコラボレーションが生まれるのが楽しみです。



 







 



講義ビデオはこちらから



講義内容は、メディア学部で開発されたPVCTにより録画されました



■松丸佳穂 (まつまる かほ) NPO法人 Room to Read Japan代表



早稲田大学第一文学部卒業後、マスコミに就職、広報誌や結婚情報誌の編集・企画などを務める。幼いころルーマニア、ロシア、イギリスで育ったことから、読書や教育の重要性を身をもって体験。途上国に教育支援をする活動、組織や活動をビジネスと同じようにとても早いスピード感で運営しているRoom to Readに深く共感。その後、3年前に同東京チャプターたちあげ時よりボランティアとして参画、コミュニケーション(広報)の共同リーダーとして活躍。今年1月よりNGO Room to Readの唯一の日本人職員として採用され、正式に日本支部をたちあげ、六本木と丸の内に事務所を開設。8月に内閣府よりNPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパンの認証を受ける。日本でRoom to Readの活動を知っていただくこと、そして、寄付文化を創造すべく日々奔走中。



 

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