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メディア学部主催シンポジウム 21世紀を切り開く、社会起業家たちの挑戦 -メディア学とビジネスによる社会問題の解決法-

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こんにちはメディア学部助教の松橋です。

9月30日に蒲田キャンパスで開催されるメディア学部主催の「21世紀を切り開く、社会起業家たちの挑戦 -メディア学とビジネスによる社会問題の解決法-」について紹介します。今回のシンポジウムの案内は本学のHPで確認することができますので、是非、ご覧下さい。今回は、世界的に注目される社会起業家であるデビッド・グリーン氏や、これからの活動が注目されている若手社会起業家と並んで、社会起業を目指す高校生がパネリストとして登壇します。今回の記事では、若者の社会起業を支援しているアショカ東北ユースベンチャーやそこに参加している高校生について紹介します。

アショカ東北ユースベンチャーは、アショカ・ジャパンの取り組みとして2012年から5年間の計画で始まった、被災地復興に取り組む12歳~20歳若者に向けた活動支援プログラムです。アショカは、世界最大のソーシャル・アントレプレナー(社会起業家)のネットワークです。 今回のゲストのデビッド・グリーン氏はアショカ・フェロー、大木洵人氏は東アジアではじめてアショカ・フェローに選出されています(アショカに関する詳しい情報をアショカ・ジャパンのHPをご覧ください。)。

最近は「社会起業家」を耳にする機会が増えましたが、アショカは、ソーシャル・アントレプレナーとは、既存の枠組みを超えたユニークな発想で、深刻かつ差し迫った社会問題の新たな解決方法を提示し、それを実行している人々、としています。

シンポジウムのパネリストとして参加する高校生ベンチャラーは、今年の1月から7月にかけてアショカ・ジャパンが約1800人の若者(12才から20才)を対象に実施したワークショップで関心を持ち、7月上旬に活動プランを提出した若者の中で、7月末から8月頭にかけて実施されたパネル発表会を通過した高校生です。

活動プランを提出したワークショップの参加者(写真提供:アショカ・ジャパン)

先月、東京で開催されたパネル発表会に参加しました。パネル発表会は気仙沼と東京で2日ずつ、計4日にわたって開催されました。5日は、10時-17時の予定で、計5グループが発表し、4名の審査員が審査する形式です。1グループあたり、15分発表・15分質疑応答・20分審査・10分フィードバックで、フィードバックの際にベンチャラーとして支援するかどうかの審査結果が発表される形で進められました。

各発表者は、東北の被災地出身で実際に被災した経験や、被災地にボランティアで行った経験をもとに、社会起業アイディアを練り、発表していました。興味深い発表が多い中で、佐賀県から参加した高校3年生の参加者からは、これまでに被災地を回って多く人と一緒に一つの絵を書くというプロジェクトを実施した経験を活かして、今後、そうした絵画の展覧会を福島と九州で行い、震災の出来事とそれに対する人々の気持ちを未来に残すという提案がありました。絵画という多くの人が制作に関われるものをメディアとして、それを実際に被災した多くの人々と一緒に作り上げ、記憶を将来に残そうとする取り組みは非常に興味深いものでした。

参加者の発表光景

9月30日のシンポジウムで発表する高校生ベンチャラーは、「被災地の防潮林を育てるための腐葉土をつくる」という活動プランを提案をした青島勇太さん(高校3年生)です。パネル発表会を通過したベンチャラー達は9月一杯をかけて詳細な活動プランや財務計画を作成することになっています。発表が今から楽しみです。

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