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メディア学部のシラバスの見方と講義科目紹介:デジタルコンテンツ創作入門(1年生後期、専門基礎)

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コンテンツ創作コースの教授である佐々木和郎先生が、ご自身のブログに山田洋次監督の名作を作る心得を紹介しています。

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つい、先日の1年生向けの講義「デジタルコンテンツ創作入門」で山田洋次の考え方や作品を紹介したばかりです。
講義の紹介の前に、メディア学部のカリキュラムと授業計画(シラバス)について紹介します。
メディア学部のカリキュラムは一年生から専門的なことを学ぶとともに教養学環が提供する「人文・社会、外国語、情報・数理・自然科学、人間形成」などの科目を学ぶことができます。

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 このカリキュラムで実施している講義は、授業計画(シラバス)によって詳しくその内容を知ることができます。
 ここで紹介するデジタルコンテンツ創作入門は、シラバスの2ページ目の117という番号で見つけることができます。

2012


その授業概要は次の通りです。
「人間は5万年も前から自分の考えや意思を、メディアを使って表現してきたが、コンピュータとネットワークが加わった現在、メディアを利用して表現し自己発信することは、社会生活をするうえで最も重要な手段となってきた。本講義では、デジタルコンテンツ創作に必要な技能、技術、感性にかかわる全般的な知識を概観する。さまざまなコンテンツを制作するための基本的なメディアである文字、音、画像、映像について解説するとともに、映像制作など表現手法、技術、工程などコンテンツ制作と表現全般、ならびにさまざまな映像コンテンツの工学的な分析とコンテンツ表現における主張の重要性、ならびに過去のドラマ、映画、アニメーション作品とともにプロデューサーやディレクターの考え方を解説する。さらに、コンテンツ制作に関する工学的な分析に基づいた確認・提案・配備・個性化・具体化・調整・仕上げ・運用など段階について紹介する.これらを学ぶことによって、映像コンテンツ創作の工学的な分析と制作手法、コンテンツ制作のために必要な知識を習得する。」
第14回の「映像を利用して主張する技術」のなかで、山田洋次のほか、スピルバーグ監督の考え方などもビデオを利用して紹介しています。このほか、ディズニー、宮崎駿、ジェームス・キャメロン、黒澤明などの制作に対する考えなども紹介します。このような具体例を通じて、映像創作の技術をより体系的に学ぶためにために教科書も指定しています。この教科書は、2,3,4年生のいくつかの講義で参考書として使うことができる基本的な内容が詳しく書かれています。
教科書:
映像コンテンツの作り方―コンテンツ工学の基礎

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 この教科書は、映像・アニメ関係の専門家だけではなく、ゲーム制作企業の専門家からも高い評価を得ています。(セガが語るUnityで作るiPhoneゲーム、そしてコンテンツ工学:3DCGツールとUnityによるゲーム開発実践セミナー)。 このなかで、「ゲームエンジンはゲーム制作を工学という視点から変えようとするものと言えます。しかし使う側が「コンテンツ工学」を会得しているかというと疑問があります。」と述べ、コンテンツ工学の重要性を強調しています。
このように重要なコンテンツ工学をメディア学部では、一年生から学ぶことができます。このような映像コンテンツ創作の内容を学習できるメディア学部のコンテンツ教育は、国内外で評価を得ています。
高校生のみなさん、ぜひ一緒に学びましょう。
(コンテンツ創作コース 近藤邦雄)

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