メディア学部のシラバスの見方と講義科目紹介:デジタルコンテンツ創作入門(1年生後期、専門基礎)
2012年12月30日 (日) 投稿者: コンテンツ創作コース
2012年12月30日 (日) 投稿者: コンテンツ創作コース
2012年12月28日 (金) 投稿者: ソーシャルメディアサービスコース
メディア学部では、アクティブラーニングを取り入れた授業づくりを進めています。特に、大人数の講義科目であっても双方向に教員と学生がコミュニケーションを図ること、更に学生同士が共同作業をすることを重視し、e-ラーニングのシステムMicrosoft Sharepointを導入しています。 千代倉弘明教授が担当する専門科目、3次元グラフィックスでは、2012年12月10日に実験的に遠隔システムを用いた双方向型の授業の実験を行いました。その様子の紹介をしたいと思います。
近年、タブレット型PCの普及により遠隔講義を行うことが以前に増して容易になっています。今回の実験では八王子キャンパスの教室と、蒲田のデザイン学部をつなぎ、双方向型の遠隔講義に成功しました。 遠隔の装置はiPadで通信機器は携帯電話、イモバイルです。
今回の実験では、デザイン学部の板宮朋基助教を遠隔ゲストとして招き講義を行いました。板宮助教は3次元グラフィックスの医療における活用について研究をされています。3次元グラフィックスの医療への応用の代表的な例は、CTスキャンやMRIなどの技術が挙げられますが、最新の3D技術の進歩は目覚ましく、3Dシミュレーションによる外科手術のトレーニングや、軽量化3Dを使った解剖学のデジタルテキストの教育現場での活用など、医療に関係する幅広い分野で3Dグラフィックスは欠かせない存在となりつつあります。このような、内容について事例を踏まえながら、板宮助教は講義を行いました。
八王子キャンパスの教室の前面には、板宮助教が出力されたモニターと発表用のパワーポイント資料が出力されたモニターを用意しました。板宮助教が自身のパワーポイント資料を遠隔操作しながら講義を行いました。iPadとパワーポイント出力用のノートパソコンは、どちらも八王子キャンパスの教室に設置をしました。
更に学生は講義中に授業のe-Learningシステム、Sharepointにアクセスし、板宮助教の質問に対して各自回答しました。授業の後半では“将来医療分野で3Dグラフィックスはどのような可能性があるか”という問いに対し、学生がグループになりディスカッションを行い、各グループで意見をまとめSharepointで公表しました。それに対して、板宮助教が遠隔で答えを見ながらコメントをするなど、双方向のコミュニケーションを図りながら講義を進めました。 今回の講義では、本学が活用しているe-Learningシステム、iPadを使った遠隔会議がうまく連動し、あたかも講師がその場にいるような授業を行うことが可能となりました。
今回の講義内容は、本学が開発した講義録画システムPVCTを使用して録画をしています。講義ビデオはこちらから見ることが出来ます。
文責 飯沼瑞穂
2012年12月28日 (金) 投稿者: コンテンツ創作コース
2012年12月27日 (木) 投稿者: ソーシャルメディアサービスコース
第2回社会起業家フォーラム 地域を元気にする「葉っぱビジネス」:おばあちゃん×葉っぱ×ITによる地域活性化
徳島県上勝町の社会起業 株式会社いろどり
いろどりは人口約1700人の徳島県上勝町にあります。いろどりが行う葉っぱビジネスとは、日本料理を彩る季節の葉や花、山菜などを販売する農業ビジネスのことです。葉っぱビジネスの特徴は、素材が軽量で綺麗であり、女性や高齢者でも取り組めるということ。中には、年収1000万円を稼ぐおばあちゃんもいます。こうした取り組みが2000年代中盤から注目され、2012年に「人生、いろどりー四国いち小さな町で起こった<奇跡>の実話ー」として映画化されました。
いろどりの商品「つまもの」
おばあちゃん達がタブレットPCを使いこなして年収1000万円
いろどりの取り組みの面白い点は多くありますが、メディア学部として関心が高い点は、おばあちゃん達がPCなどの最新の通信機器を活用している点と、そのことで様々な社会課題を解決している点です。
従来から、いろどりではおばあちゃん達専用に開発したPC等を利用して生産管理などを行ってきました。タブレットPCが普及して以降は、タブレットPCを活用して、注文を受けたり、売り上げを確認するといったことを行っています。タブレットPCは直感的に操作できて文字を大きくすることも簡単なので、おばあちゃんたちにとっては使いやすいツールになっているようです。さらに、タブレットPCが生産管理を効率化しているだけではなくて、他のおばあちゃん達の売り上げを見ることで競争意識を向上させることにも貢献しているということです。従来、山間地域や高齢者のデジタルデバイド(情報格差:情報技術(IT)を使いこなせる者と使いこなせない者の間に生じる、様々な格差)が問題視される傾向にありましたが、上勝町やいろどりではこれを先進的に克服して強みとしてきました。「葉っぱビジネス」を支えた、具体的なIT活用法はとても興味深いです。
タブレットPCを利用するおばあちゃん
(参考:株式会社いろどりタブレット説明会http://www.irodori.co.jp/asp/nwsitem.asp?nw_id=4000)
みんなが元気で老人ホームの無い町へ
こ
うしたいろどりの取り組みは町にいくつもの効果をもたらしているといいます。例えば、高齢者が元気になることによって高齢者の生きがいづくり、健康増進、
医療費削減などへとつながっていると言います。現代日本の社会問題を解決している上勝町と株式会社いろどり、その仕掛け人であり立役者である横石知二社長
のお話に関心のある方は、3月24日のオープンキャンパスに是非ともご参加ください。
2012年12月22日 (土) 投稿者: コンテンツ創作コース
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記事担当:佐々木(コンテンツ創作コース)
2012年12月 4日 (火) 投稿者: media_staff
2012年11月27(火)に,スコットランドのAbertay大学のLouis Natanson教授とGregor White先生、およびスコットランド国際開発庁の松枝晃氏が来訪されました.
東京ゲームショウに出展した時にスコットランド国際開発庁の松枝晃氏がブース
に来訪し,国際的な連携などの目的で,まずは大学の紹介などを始め本学との交流を希望されました。
学生らも参加して、片柳研究所棟 KE303教室で、以下のようなスケジュールで講演を行いました。
13:30 交流の主旨説明
13:35 Abertay大学の紹介
カリキュラム紹介
ゲームコンテストDAREの紹介
14:30 東京工科大学の紹介
ゲーム教育のカリキュラム紹介
学生のゲーム作品紹介
講演を熱心に聴く学生たち
Louis Natanson教授
Abertay大学の歴史
ゲーム教育の紹介
ゲームコンテストDAREの説明
東京工科大学学生の制作によるゲームの紹介
三上先生によるゲーム教育の紹介