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2013年7月

博士後期課程の遠藤秀行君が「Drive-Mind: Light Refraction Sound Sculpture」を国際会議で発表,優秀作品として選出される

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バイオ・情報メディア研究科メディアサイエンス専攻後期博士課程において、近藤研究室の遠藤秀行君が、コンピュータの内部処理を物理現象に置き換え、触覚と視覚に訴えるインターフェースによって操作される音響表現から、コンピュータ芸術の理解と体験をより深いものとする研究を行なっています。

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                    ポスター展示の様子

先月6月28日にイタリア国ロンバルディア州ベルガモ市のベルガモ大学において開催された国際学会「xCoAx 2013」において自身の研究成果を発表すると共に、研究発表の中から優秀と認められ、最終日に開催される発表会に選出され、作品を発表致しました。

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           作品Drive-Mind: Light Refraction Sound Sculpture

発表作品は、LEDライトとアクリル製のオブジェクトによって光の屈折を促し、屈折光の位置や形状の変化によって視覚的、音響的な変化を表現するライブパフォーマンス作品で、Drive-Mind: Light Refraction Sound Sculptureと名付けられています。

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  ベルガモ大学内で開催された「xCoAx2013 Evening Concert 」の様子

東京実業高等学校 電気科 ゲームITコースの生徒がメディア学部のゲーム研究と教育成果を見学

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東京実業高等学校 電気科 ゲームITコースの26名がメディア学部の映像コンテンツやゲーム制作教育を7月12日に片柳研究所コンテンツテクノロジーセンターを見学しました。ゲームITコースは「高度なプログラマーや情報技術者を視野に理系大学への進学を目標にしている特徴的な子コースです。メディア学部はこれらのコースや学科が目標とする学部といえます。高校生に対して、メディア学部学生も、制作しているゲームの内容やメディア学部で学んだ知識などを紹介しました。

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 メディア学部のゲーム教育は、国内外から高い評価を受けており、デジタルコンテンツの総合的な技術を習得することができるようになっています。学部ブログにもさまざまなことが書かれておりますが、特徴的な3つの記事を紹介します。
(1)コンテンツ制作教育の成果により、関東工学教育協会賞(業績賞)を受賞:
(2)ゲームカリキュラム三上 浩司 メディア学部准教授:情報処理学会「2011年度優秀教育賞」を受賞:
(3)文部科学省選定:平成16年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)
 また、アメリカの南カリフォルニア大学、スウェーデンのウプサラ大学(ゴットランド大学が合併)、タイのチュラロンコン大学、キンモンクット大学、インドネシアのスラバヤ工科大学などと活発な研究教育の交流をして、映像コンテンツやゲーム制作に関連する教育・研究成果を出しています。
ゴットランド大学(ウプサラ大学)におけるワークショップ開催
タイ、チュラロンコン大学のインターン学生の受け入れ
 高校生の皆さん、今後もオープンキャンパスだけでなく、メディア学部の教育と研究を紹介しますので、ぜひお越しください。

担当:三上浩司、近藤邦雄

IT技術を使った手話サービスを提供する社会的企業と学生とのコラボレーション‐卒業制作を通じて社会との関わりを深める

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 メディア学部ソーシャルコンテンツデザインでは、卒業制作の一環として、IT技術を使って遠隔手話通訳を提供する社会的企業“株式会社シュアール”とタイアップしたコンテンツ制作を行っています。聴覚障がい者が手話通訳を利用する場合、事前に通訳者に予約を入れ、必要な場面に通訳者が出向くことが一般的でした。つまり、緊急時の利用は実質的に不可能であり、また短時間の手話通訳の利用は非効率でした。そこで始まったのが“遠隔手話通訳”です。

 遠隔手話通訳とは、パソコンやタブレットPC、スマートフォンなどの画面と音声を通じて、ビデオチャットで手話通訳を行う仕組みを指します。

 

 聴覚障がい者の生活環境の向上を目指す株式会社シュアールは、自社で手話通訳者が待機するコールセンターを開設。タブレットPCなどを使い、いつでもどこでも、手話通訳を提供できるサービス体制を構築しています。


 遠隔手話通訳の潜在的ニーズは大きく、近年ではJR東日本山手線内のインフォメーションセンターや、東京メトロの主要駅などの公共機関や一般商業施設において、シュアールの提供する遠隔手話サービスが導入されています。


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 メディアコンテンツの制作を通じた社会的課題の解決を目指すメディア学部ソーシャルコンテンツデザインでは、今後、卒業制作の一環として、4年生のうち2名が、メディア学部で学んだ基礎技術やサークルでの経験などを生かし、シュアールの取り組みをわかりやすく、広く社会に発信するコンテンツ制作を行います。


 6月には関連する学生5名がシュアールの事務所を実際に訪問、事業内容や情報発信の状況についてインタビューを行いました。

 

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訪問したシュアール事務所にて、研究室の紹介をする学生



 現在は、遠隔手話通訳を導入している企業や窓口などを訪問し、利用状況を取材。具体的なコンテンツ制作に向けた準備を行っています。


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 JR東京駅にて。学生も取材に同行。



 今後は、タイアップ先であるシュアール株式会社とディスカッションを重ねながら、遠隔手話通訳の持つ可能性を広く発信できるコンテンツの制作に挑みます。今後の活動も引き続き、ご注目下さい!

8月3日オープンキャンパス メディア学部特別講演にくまモンのキャラクターデザインを手掛けたクリエイティブディレクター 水野学氏来校

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特別講演タイトル
社会をよくするデザイン -くまモン誕生に込められたメッセージ-
 
 7月15日のオープンキャンパスを控え、少々先の話題となりますが、8月3日のオープンキャンパスに、熊本県のキャラクター「くまモン」の提案、ネーミング、キャラクターデザインを手掛けた水野学氏がスペシャルゲストとして八王子キャンパスに来校することになりました。
 水野氏は「デザインで社会を良くしたい」をコンセプトに様々な活動を展開しています。くまモンに会えても、くまモン生みの親に会えるチャンスはあまりありません。
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水野学氏の代表作 熊本県公式キャラクター くまモン

 くまモンはコンテンツのデザインに加えて、デザインとビジネス、デザインと地域振興などを考える上でも重要な教材としてメディア学部の演習でも用いています。演習での学びは改めてブログ記事で紹介します。是非、8月3日のオープンキャンパスに来場し、デザインと社会のつながりを実感し、メディア学の学びの先にあるフィールドを実感して下さい。


水野学氏のプロフィールは以下の通りです。
アートディレクター/クリエイティブディレクター
good design company 代表取締役
 

【プロフィール】
1972年東京生まれ。茅ヶ崎育ち。
1996年多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後、
(株)パブロプロダクション入社。その後、(株)ドラフトを経て、
1999年にgood design company設立。
ブランドづくりの根本からロゴ、商品企画、パッケージ、インテリアデザインまで、
トータルにディレクションを行う。

主な仕事に、NTTドコモ「iD」、「農林水産省」CI、宇多田ヒカル「SINGLE COLLECTION VOL.2」、「桜流し」「東京ミッドタウン」、台湾セブンイレブン「7-SELECT」リブランディング、
熊本県キャラクター「くまモン」、「多摩美術大学」、「中川政七商店」、新文具ブランド「STALOGY」、ユニクロ「UT」、ルミネ「iLumine」、「adidas」、「J-WAVE」、オンワード樫山「23区」、ANA「travel Smap」、首都高事故削減プロジェクト「TOKYO SMART DRIVER」、kurkku「プレオーガニックコットンプログラム」、ベネッセ「World Wide Kids English」、「東京都現代美術館」サイン計画、国立新美術館「ゴッホ展」、森美術館「ル・コルビュジエ展」「東京-ベルリン/ベルリン-東京展」、「東京カレーラボ」、「世界陸上2007」、VERY×ブリヂストンコラボ自転車「HYDEE.B」、「KIRIN903」、「ラーメンズ」、椎名林檎「林檎班」ほか。
自ら企画運営するブランド『THE』では、“世の中の定番を新たに生み出し、定番と呼ばれるモノの基準値を引き上げていくこと”を目指しクリエイティブディレクションを担当する。

主な受賞歴
2012年:CLIO Awards(Bronze)/朝日広告賞部門賞
2011年:The One Show(2作品でMerit)/CLIO Awards(Silver)/ D&AD賞(Bronze)
2010年:The One Show(Bronze)/ NY ADC賞(Bronze)/ D&AD賞(Bronze)
2009年:The One Show(Silver、Bronze)/ D&AD賞(Silver、Bronze)
2008年:The One Show(Bronze)/ CLIO Awards(Bronze)
2007年:London International Awards(ロンドン国際広告賞)Silver /
    日経広告部門賞 / 毎日広告デザイン賞部門賞
2006年:The One Show(Gold)
2005年:The One Show(3作品でSilver)/ NY ADC賞(Merit)/ 準朝日広告賞
2003年 JAGDA新人賞

主な著作 
「アウトプットのスイッチ」(朝日新聞出版、2012年)
「アイデアの接着剤」(朝日新聞出版、2010年)
「SCHOOL OF GRAPHIC DESIGN」(誠文堂新光社、2010年)
「グッドデザインカンパニーの仕事」(誠文堂新光社、2008年)
「SCHOOL OF DESIGN」(誠文堂新光社、2006年)
「グラフィックデザインの入口」(ピエ・ブックス、2003年) ほか
http://www.gooddesigncompany.com/
the-web.co.jp/

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