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ゲーム研究の成果をCEDEC2013で多数発表

2013年8月21日 (水) 投稿者: コンテンツ創作コース

CEDEC2013 が横浜パシフィコで8月21日から23日まで開催されています。本学の学生も多数参加するとともに、次の3つの研究を発表しています。ぜひ参加していろいろな話を直接聞いてください。本学のゲーム研究の多様さが理解できます。また、ゲーム産業と研究開発の状況を知るいい機会です。
(1) ~エンタメからシリアスへ:ゲームの担う役割の拡大~ 学習ゲーム開発・評価支援プラットフォームと数学的思考力ゲームの体験
岸本 好弘准教授, 三上浩司准教授,
筑地 直矢、新倉 栄、小杉 泰良、柴田 善隆、露木 祐輔
豊田 大樹、野中 啓太(メディア学部4年生)
藤本 徹(東京大学)
内容:
日本のゲーム産業は、これまで培ってきたゲーム制作ノウハウを、より広い分野に展開する時期に来ている。特に「教育分野への活用」は、経済産業省『ゲーム産業戦略研究会(2006)』において戦略の一つに挙げられている。この度、ベネッセコーポレーションと東京大学BEATの協働により、Webで利用可能な数学学習ゲームプラットフォームを開発した。そのプロトタイプの稼働実験として、東京工科大学の学生らが数学的思考学習ゲームを制作し提供した。当セッションでは、①当該プラットフォームならびに②実際に開発した学習シリアスゲームを展示し、実際にデモンストレーションしながら来場者に紹介し、今後の発展を議論したい。

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戀津 魁(大学院博士後期課程),三上 浩司准教授,近藤 邦雄教授
内容:
シナリオは多くのコンテンツにとって重要な要素でありながらその専門性の高さから特定のスタッフに任される形となっています。本セッションでは東京工科大学で行われているコンテンツ研究及びその中のシナリオ研究について紹介、ディスカッションを行います。
本研究室ではシナリオそのものだけを対象とはせず、「コンテンツ制作の中のシナリオ」という視点で研究を行っています。これまでもコンテンツの形態に応じた適切なシナリオの執筆支援、運用支援を行ってきており、ゲーム制作においてはどのような支援ができるかをディスカッションできればと考えます。

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(3)The Light Shooter - 電子弓インターフェースとバイオロジカルモーション表現のゲームへの応用
安本 匡佑助教, 安藤公彦助教
内容:
和弓をベースにし、現実の身体能力が必要だが、強いモノ感とフォースフィードバックを兼ね備えた電子弓インターフェースを開発及び体験型作品「The Light Shooter」を制作した。本セッションでは、電子弓の構造と、それが身体にもたらす感覚との関係を明らかにする。また、少ない点群の動きでもそれが生物の動きを模している場合、人はそれを生物だと認識することが出来るバイオロジカルモーションと呼ばれる現象を映像表現として用いることで、今までにない新たな面白さを鑑賞者にもたらした。
 実際に電子弓インターフェースを使った体験型作品「The Light Shooter」を触って体験することで、見ただけでは分らなかった面白さの感触を伝えたい。

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