« スラバヤ工科大学のChristyowidiasmoro先生が一週間研究教育交流のために滞在 | トップページ | プロジェクト演習 クリエイティブアプリケーション(CreApp)の作品発表会 »

メディアサイエンス専攻博士課程研究生Pulungさんが国際会議で共同研究の成果を発表

2013年12月29日 (日) 投稿者: コンテンツ創作コース

 Pulung Nurtantio Andonoさんは、2013年12月27日、28日に韓国の済州島で行われたInternational Conference on Advanced in Communication Technology (ICACT 2013)に研究論文が採択され、参加しました。

Icait

                 会議参加者との記念写真

Icaitpulung

            近藤邦雄教授    Pulungさん
 Pulungさんは、5月13日から7月8日までの約2か月間、研究生として本学に滞在していました。渡辺大地講師が主指導教員として、また近藤邦雄教授がもう一人の留学生の指導教員として生活全般や研究の指導をしてきました。
 現在、Pulungさんは、Informatics Engineering Dept., Faculty of Computer Science, University of Dian Nuswantoro(UDINUS、ウディヌス), Semarangで教育をしながら、スラバヤ工科大学博士課程で学位を取得するために研究をしています。本学に滞在してさらに研究を発展してきました。国際会議ICACT 2013では、「3D Surfaces Reconstruction of Seafloor Images Using Multiview Camera Based on Image Registration」という題目で、水中のサンゴ礁画像の3D表面再構成のための手法を提案しました。

1532094_10202941927257227_145895851

         論文集(Lecture notes in Information Technology)
 スラバヤ工科大学と本メディア学部は提携をしており、すでに5名の博士課程学生の短期受入れ(2から4か月)、2名の修士学生(日本政府派遣小学生、インドネシア政府派遣留学生)のほか、教員の訪問や講演などの活動をしています。Pulungさんの研究発表は、本学での共同研究の成果のひとつとなりました。
 3月にはUDINUS(University of Dian Nuswantoro)とITS(スラバヤ工科大学)のスタディーツアーの計画もあります。研究と教育の交流を今後一段と進めていく予定です。UDINUS(University of Dian Nuswantoro)はインドネシアの私立大学のランキングで高い位置を占めており、国際交流が盛んな大学です。今、文科省が進めようとしているダブルディグリーなどもアジア諸国ではすでに多数が進めており、UDINUSの同様です、学生らは日本のほかヨーロッパやアメリカなどで学んでいます。これらの経験を活かして今後本学との関係も強化することが望まれます。
■スラバヤ工科大学との交流活動報告(2013年):
アジア人財プロジェクトによって、2回ほどスラバヤ工科大学を訪問し、本学のアニメやゲームに関するコンテンツ教育の紹介を行いました。そして、その後、本学に入学した修士課程の学生を指導しました。
1.インドネシア、スラバヤ工科大学との提携と博士課程大学院生の短期留学受入れ(2013年5月8日)

2.スラバヤ工科大学のHariadi先生の講演会のお知らせ(2013年6月17日)

3 KMUTTとのジョイントシンポジウムにスラバヤ工科大学博士課程の学生が研究発表(2013年6月28日)
2nd KMUTT-TUT Joint Symposium 2013の開催
4 博士後期課程の学生の受け入れ(2013年8月30日から12月20日)
インドネシアのスラバヤ工科大学の博士後期課程学生を受け入れ
5.スラバヤ工科大学Multimedia and Networks Engineering学科の Mauridhi Hery Purnomo教授らが訪問(2013年9月25日)

6. スラバヤ工科大学Christyowidiasmoro先生 (2013年11月11日から16日)
JICAの研究交流費用で来日し、今後の研究交流のために大学見学と研究打ち合わせを実施 2013年11月11日
7.留学生との再会(インドネシア、スラバヤ工科大学の博士課程学生, 2013年11月15日

お知らせ」カテゴリの記事

« スラバヤ工科大学のChristyowidiasmoro先生が一週間研究教育交流のために滞在 | トップページ | プロジェクト演習 クリエイティブアプリケーション(CreApp)の作品発表会 »