「メディア学のパイオニア」による教科書の紹介
2014年1月26日 (日) 投稿者: コンテンツ創作コース
東京工科大学メディア学部は1999年に日本ではじめて創設され、今年で15年になります。創設時には新しい学問分野であり、さまざまな講義において参考となる教科書がなく、新しい内容を整理しながら、講義資料を作成していました。10年以上にわたる教育実績をもとに、コロナ社からメディア学大系シリーズとして、まずは10巻の教科書が計画され、昨年は4巻が発行されました。今年も引き続き発行が予定されています。
メディア学部は、このような教科書を執筆できる教員が集まっている「メディア学のパイオニア」です。
■第1巻「メディア学入門」 飯田仁,近藤邦雄,稲葉竹俊 共著
ブログ記事 2013年2月 http://blog.media.teu.ac.jp/2013/02/1-10ae.html
メディア学部の1年生向け講義「メディア学入門」の教科書です。メディア学の全容を知るために、メディア学に興味のある高校生、一般の方々にもぜひ読んでいただきたいと思います。本書は、他大学でも教科書として採用されています。教科書採用していただいた先生には、講義で利用しているpowerpointデータを提供いたします。
■第4巻「マルチモーダルインタラクション」 榎本美香、飯田仁、相川清明 共著
ブログ記事 2013年9月 http://blog.media.teu.ac.jp/2013/09/post-b891.html
本書は、言語・音声・非言語(視線やジェスチャなど)というコミュニケーションにとって根幹となる情報伝達のためのモダリティが、それぞれどのような仕組みでどんな風にインタラクションの中で利用されているかを分かりやすく解説しています。
■第7巻「コミュニティメディア」 進藤美希 著
ブログ記事 2013年4月 http://blog.media.teu.ac.jp/2013/04/post-300d.html
インターネットの発展により、コミュニティは世界的な価値創造の場となっています。本書では、現代社会において重要な存在となったコミュニティの本質を、歴史をさかのぼって、多角的に解説するとともに、その可能性を検討しています。
■第10巻「メディアICT」 寺澤卓也、藤澤公也 共著
ブログ記事 2013年9月 http://blog.media.teu.ac.jp/2013/09/ict-ac89.html
ICTとは情報通信技術のことです。コンピューターやインターネット、携帯電話の技術が中心となっています。本書はそれらについて基本的なことから学ぶ情報リテラシー科目の教科書、あるいは、関連する応用技術を扱う科目の参考書です。メディア学部では1年生の講義で教科書として利用します。
メディア学大系の全シリーズは次のページで紹介しています。今後の発行が待ち望まれています。
■メディア学大系の紹介 (メディア学部のWebページ)
http://taikei.media.teu.ac.jp/
■シリーズ : メディア学大系 (コロナ社のWebページ)
http://www.coronasha.co.jp/np/result.html?ser_id=150
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