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2014年3月

2015年度入学試験における出題教科の変更(3教科選択)について(予定)

2014年3月31日 (月) 投稿者: コンテンツ創作コース

東京工科大学メディア学部では、2015年度入学試験のうち、一般入試A日程・B日程で次のように変更予定しておりますのでお知らせいたします.

■メディア学部2015年度一般入試A日程・B日程 変更(予定)のポイント

●従来:
  英語・国語・数学・地理歴史の4教科から2教科を選択.
●2015年度入学試験より:
  英語・国語・数学・理科・地理歴史の5教科から3教科を選択.
   ・理科で受験する場合は物理、化学、生物のうちから1つ選択
   ・社会で受験する場合は世界史、日本史のうちから1つ選択
 
■変更のメリット
(1)  理科の受験ができるようになり、理系科目の得意な学生が受験しやすくなりました.。一方で、従来通り文系指向の学生も受験できます.
 
(2) 3科目選択は、受験生にとって問題の難易度や試験の出来不出来の影響が少ないです。
(3) 入試科目の組み合わせの可能性が大幅に拡大されました。たとえば、次のような選択が可能です。
  1.英語・国語・数学
  2.英語・国語・理科
  3.英語・数学・理科
  4.英語・国語・地理歴史
  5.国語・数学・理科
  6.国語・数学・地理歴史
 
詳細は、本学Web「2015年度(平成27年度)一般入試A日程・B日程における、出題教科・科目及び出題範囲について(予定)」をご覧ください。
http://www.teu.ac.jp/entrance/2014.html?id=91
以上。

『子供の科学』に学生制作のゲームが紹介

2014年3月28日 (金) 投稿者: インタラクティブメディアコース

 小学生向けの科学情報雑誌『子供の科学』(誠文堂新光社)2014年 4月号に、本学メディア学部次世代ゲーミフィケーション研究室がJAXAと共同で制作したゲーム「イトカワ星人の観察」が掲載されました。
この『子供の科学』は昭和12(1924)年に創刊された老舗科学雑誌です。
小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星イトカワに接近する実際の軌道を画面上でマウスを動かしながら辿るものです。

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日本デジタルゲーム学会にて学生4名が発表

2014年3月28日 (金) 投稿者: インタラクティブメディアコース

 本学メディア学部の次世代ゲーミフィケーション研究室(担当教員:岸本 好弘 特任准教授)では、「ゲームのチカラを教育・社会に役立てる」をテーマに、学会発表にも積極的に取り組んでいます。
 2014年3月9日、10日、はこだて未来大学(北海道函館市)にて開催された日本デジタルゲーム学会(以下DiGRA JAPAN)2013年度発表大会に、岸本准教授と4年次生4名が参加し、発表を行いました。

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映像表現・芸術科学フォーラム2014において、3名の学生が受賞

2014年3月21日 (金) 投稿者: コンテンツ創作コース

2014年3月17日に早稲田大学国際会議場で開催された映像表現・芸術科学フォーラム2014においてメディア学部4年生村瀬 健君、王 晨君、メディアサイエンス専攻大学院生 甘 霖君らの発表が、CG-ARTS協会人材育成パートナー企業賞を受賞しました。
映像情報メディア学会、画像電子学会、芸術科学会の3学会の共催で開催される「映像表現・芸術科学フォーラム」は、規模が大きなフォーラムであり、コンピュータグラフィックス、デジタルアート、インタラクション、コンテンツ制作などの技術開発や制作研究に関する発表があります。口頭発表のほかにポスター発表があります。メディア学部からは、44件のポスター発表の中から、3件のポスター発表が表彰されました。

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1.人材育成パートナー企業賞(京楽ピクチャーズ.株式会社)
王 晨・兼松祥央・茂木龍太・三上浩司・近藤邦雄:CGアニメーション制作のためのカメラワークスクラップブックの開発
  共著者の兼松君がポスターの説明をして、多くに人に映像制作におけるカメラワークの重要性を理解してもらいました。

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2.人材育成パートナー企業賞(株式会社イマージュ)
村瀬 健・茂木龍太・兼松祥央・三上浩司・近藤邦雄:3次元デフォルメ手法を用いた2頭身キャラクターの制作
 卒業研究で行ったことを自分の言葉で直接説明できるとてもいい機会でした。ひっきりなしに説明を求める参加者は、2頭身キャラクターの画像を興味深くみていました。      

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村瀬君のコメント:
 「映像表現・芸術科学フォーラム2014に参加して、出展することは人生で初めてです。はじめは少々不安でしたが、大変参考になるコメントを多くいただいたことがとても楽しかったと感じました。私の研究で行った成果を早稲田大学の方にポスターで展示し、企業賞を受賞したことがとても光栄に思います。東京工科大学で熱心に指導していただいた先生方と、早稲田大学で行ったポスターセッションにて丁寧に評価してくれた方々に感謝いたします。この経験を生かして、今後もがんばっていきたいと思います。ありがとうございました。」
3.人材育成パートナー企業賞(株式会社STUDIO4℃)
甘 霖・近藤邦雄・三上浩司:3DCGのアニメーションのためのアクションラインの編集支援手法
 
アニメーションの説明のために、90分間タブレットPCを持って、熱心に説明していました。企業の方が、このソフトをぜひ使いたいということで、今後の展開がおもしろくなってきました。

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CG-ARTS協会賞を受賞

2014年3月20日 (木) 投稿者: コンテンツ創作コース

メディアサイエンス専攻の仁藤将輝君、戀津 魁君がCG-ARTS協会賞を受賞しました。本学はCG-ARTS協会の認定教育校として充実した教育を行っております。

認定教育校とは:
「認定教育校は、「CGエンジニア(CG・画像処理)」「CGクリエイター(ディジタル映像表現・Webデザイン)」「マルチメディア」の教育カリキュラムを実践する教育機関です。教育カリキュラムとは、現場の方々に高い評価をいただいている教科書による学習指導と検定試験の受験となります。」(CG-ARTS協会記事より)

CG-ARTS協会賞受賞者:

仁藤将輝(大学院修士2年生)

表彰理由:芸術科学会NICOGRAPHなど多数のCG関係の研究発表

戀津 魁(大学院博士後期課程3年生)

表彰理由:映像コンテンツに関する制作支援のシナリオ執筆支援システムの構築とアプリ制作(ハノイの本)公開

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メディア学部では、CG,画像処理、Webコンテンツ、マルティメディアなどに関連するさまざまな科目を体系的に構成するとともに、CGアニメ制作やゲーム制作のための演習などで制作手法を学ぶことができるようにしています。

CG検定試験は、CG-ARTS協会が行っており、本学の学生が多数受験しております。試験は、CGクリエーター、CGエンジニア、Webデザイナー、画像処理エンジニア、マルチメディアがあります。レベルはベーシックとエキスパートがあります。1,2年生の学習でベーシックを受験し、2,3年生の専門科目を履修して、エキスパートに挑戦するということができるようにカリキュラムが構成されています。教科書執筆者には、メディア学部の教員もおり、充実した教育を行っております。

インタラクション2014 第18回情報処理学会シンポジウムで研究発表

2014年3月18日 (火) 投稿者: コンテンツ創作コース

2014年2月27日から3月1日に日本科学未来館で開催されたインタラクションシンポジウムにおいて、「ハノイの本」に関する研究発表をしました。
実行委員長の増井先生のメッセージには、「初期の頃は比較的小規模なものでしたが、現在は数百人の方に参加していただく大規模な会に成長し、様々な分野の方々が積極的に情報や意見を交換できる貴重な場所となっています。」とあります。このシンポジウムでは研究論文を投稿して、複数の査読者の結果によって評価されます。
研究論文:
多彩な手続き学習を促進するシステムの開発-ハノイの塔と本棚のメタファを複合したパズルゲーム-
安藤健翔・戀津 魁・日置優介・神山大輝・細川慎一・渡邉賢悟・伊藤彰教・近藤邦雄
概要:
本研究では木製パズルゲーム「ハノイの塔」のルールを利用した、多彩な手続き学修を促進するパズルゲーム「ハノイの本」を開発した「ハノイの塔」のシンプルなルールと本と本箱の要素を組み合わせ、知的な楽しさと整理整頓の開館を提供するとともに、多彩な課題を用意することで手続き学修を促進する。また、より良いユーザ体験のため、デバイスに適したグラフィックインタラクション、およびゲームの特性に適したサウンドインタラクションを実装した。

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この研究は学会ではめずらしい一般公開日に割り当てられており、3名でポスター発表とデモを行った。研究者以外にも多くの方に興味を持っていただくことができました。
■発表者のコメント:
●安藤健翔(大学院メディアサイエンス専攻博士前期課程1年生)
論文執筆にご協力いただいた先生方やCreative Applicationの皆様、無事に発表を終えることができました。ありがとうございました。私達が発表した日は一般公開日ということもあり、非常に多くの方に起こしいただき、様々な感想・意見をいただくことができました。頂いた意見などを元に、ハノイの本はこれからもアップデートを続けます。4月には完全版として新しくリリースも予定しているので、そちらもぜひ遊んでみてください!

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●日置優介(メディア学部4年生)
今回は、より学術的な部分に焦点を当てた内容ではあったものの、多くのお越し頂いた方々に、研究およびゲームどちらとしても高評価をいただけました。また、様々な意見によって更なる課題も発見出来、今後の「ハノイの本」の発展に活かしていきた
いと思います。この度は、発表に至るまでに様々なアドバイスをしていただきました先生方およびCreativeApplicationの皆様方、本当にありがとうございました。
●戀津 魁(大学院メディアサイエンス専攻博士後期課程3年生)
作成したゲームでの展示でしたが、ゲームを通じて行ったことを論文としてまとめ発表しました。ゲームとしての評価だけでなく、論文としての評価も多くいただくことができ、非常にいい経験になりました。

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インドネシア University of Dian Nuswantoro(UDINUS、ウディヌス)の学生訪問

2014年3月12日 (水) 投稿者: コンテンツ創作コース

インドネシア University of Dian Nuswantoro(UDINUS、ウディヌス)の学生と教員50名が2014年3月10日に本学にやってきました。
10時30分ごろにバスで来学したときには、インドネシアの国旗が掲揚されており、大きな歓声が上がりました。きれいなキャンパスをみながら、本部棟の前の庭園と片柳研究所噴水前で集合写真をとりました。来日した学生は、1年生から4年生、学部も多岐にわたり、日本語を勉強したりもしています。

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11時過ぎから、厚生棟のステューデントスクエアで、近藤が大学やメディア学部の紹介の後に、「Research & Education of Computer Graphics and  Content Producing at Tokyo University of Technology」という講演をしました。メディア学部の先端的な研究教育内容であるコンテンツ制作の分野は多くの学生に興味を持ってもらうことができました。

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その後、インドネシアのスラバヤ工科大学出身で、大学院メディアサイエンス専攻の学生であるアリエフくんが研究や勉強、さらには留学の方法、日本での生活などについて、多数の質問を受けていました。
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昼食の後には、片柳研究所地下ホール、アクティブラーニングセンターや、コンテンツテクノロジーセンター(CTC)を案内しました。地下ホールではその大きさにびっくりして、記念写真を撮っていました。CTCでは、ちょうどゲーム制作をしている学生らがおり、それらのデモを体験する機会もありました。
また、アニメーションやゲーム制作などで活用しているディジタルモーションキャプチャスタジオを見学しました。大きなスタジオでどのようなアニメーションを制作するかなどたくさんの質問がありました。

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引率したDr. Pulung Nurtantio Andonoは昨年本学メディア学部に、スラバヤ工科大学博士後期課程の学生として2か月間留学し、渡辺大地講師と近藤邦雄教授が指導しており、帰国後、国際会議で発表する研究に発展できました。そして、今年2月に博士号を取得することができました。現在、UDINUSでDirector of International Affairsとして活躍されています。

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Pat Hanrahan教授による「片柳コンピュータ科学賞」受賞記念講演会とポスター発表

2014年3月10日 (月) 投稿者: コンテンツ創作コース

2014年3月3日(月)にPat Hanrahan教授による「片柳コンピュータ科学賞」受賞記念講演会を八王子キャンパス片柳研究所棟KE402教室で開催しました。
■Pat Hanrahan教授の紹介(亀田 弘之コンピュータサイエンス学部長より)
 「CG界のノーベル賞といわれるACM SIGGRAPH Coons賞の受賞者であるPat Hanrahan教授は、設立間もないPixar社で「レンダーマン」という規約を設計されました。レンダーマンは、CGの形状モデルやその見え方を設定して高品質な描画を行うCGソフトに渡すための記述仕様で、現在では著名なCG映画作品はほとんどすべてこのレンダーマンを使って制作されています。学術研究の世界に移られてからもCGの先駆的な技術を数多く世に送り出し、この分野の第一人者です。Microsoftの学術検索サイトのTop authors in graphicsでは第1位にランクされています。」
◎Pat Hanrahan教授のWebページ
◎スタンフォード大学パット・ハンラハン教授による「片柳コンピュータ科学賞」受賞記念講演会のご案内
■講演内容の紹介
大学Webに公開されていますので、ご覧ください。
“People, Data and Analysis”という講演タイトルで、大量データを利用して人間が適切な判断を下すためには、インタラクティブな可視化技術が今後ますます重要であることを数々の図を示して説明いただきました。

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■ポスター発表
記念講演後、片柳研究所棟メディアテクノロジーセンターにて研究ポスター発表をPat Hanrahan教授へ行いました。
本学メディアサイエンス専攻博士後期課程小島啓史 君やメディア学部教員である石川知一助教、柿本正憲教授がビジュアルシミュレーション関連の研究成果紹介を行い、Hanrahan先生にコメントをもらうという貴重な機会を得ました。
1. Visual Simulation of Aurora Based on Dynamic Characteristics of Disconnections and Reconnections
2. Reproduction of the behavior of the wet cloths taking the atmospheric pressure into account
3. Visual Simulation of Glazaed Frost
4. Animation of Water Droplets on a Hydrophobic Windshield

博士課程学生の小島君のコメント: CG分野の第一人者に発表を行う機会を頂きまして,ありがとうございました.オーロラのビジュアルシミュレーションの動画をご覧いただき,良い出来栄えだとコメントを頂きました.緊張しましたが良い経験になったと思います.

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また、産学連携でメディア学部と提携しているUEIリサーチからも若手研究員2名がポスター発表を行いました。UEIリサーチの西田友是所長(本学大学院客員教授)も同席し、ACM SIGGRAPH Coons賞受賞者二人がそろうポスターセッションとなりました。

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◎西田友是東京工科大学大学院メディアサイエンス客員教授の紹介
◎東京工科大学大学院メディアサイエンス専攻客員教授にCG界のノーベル賞といわれるCoons Award受賞者の西田友是氏が就任
◎西田先生のCG研究の紹介ページ

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