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プロジェクト演習「音声対話」

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メディア学部では、初歩から専門への積み上げていくタイプの演習の他に、1年生から専門家をめざすプロジェクト演習という制度があります。たくさんの種類の演習がありますが、「音声対話」はその中の1つです。

スマホやタブレットには音声検索、つまり、声で情報検索を行う機能が搭載されています。しかし、人と人が音声で会話するように対話できるものは身近にはあまり見かけません。どうすれば音声対話は使われるようになるのでしょうか?対話できる話題や対話によって行える機能に限界があるというのも原因の1つであるかもしれません。人と見分けがつかないかどうかをチェックするテストとしてチューリングテストというのがあります。それでは、話をしてみて、人だと思える機械ができたら、人は使うようになるでしょうか?他に、使われるための必要なことがあるのでしょうか?
それにチャレンジするのがこのプロジェクト演習です。
このプロジェクト演習はメディア学部3年生向けの科目です。2年生の時に音声音響処理についての授業科目があります。それを終え、さらに発展的に学修を進めたい人のためにこの演習を設定しました。

プロジェクト演習「音声対話」は以下のように進めます。

1、Matlabと呼ばれる信号処理ツールの中で動く音声対話プロトタイプを学生に提供します。
2、対話の質問と応答の対応はエクセルの表になっています。
3、それを自分で作り変えれば、好みの対話ができるようになります。
4、さらに高度の機能を実装すれば、より複雑な対話ができるようになります。
以下は、学生が作成したクイズ音声対話システムです。ユーザの質問にコンピュータが答えていくことにより正解にたどり着きます。システムが単純な機械だと思われないために、いろいろな工夫がしてあります。

Photo

                   図 クイズ対話システム

このほかにも、音声対話でホームページにアクセスしたり、事典の検索をしたり、ギターコードを表示したり、いろいろな独創的なシステムがこのプロジェクト演習から生まれています。

(相川)

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