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反転授業を使った新大学院科目ソーシャル・デザインの紹介

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反転授業(Flipped Learning)がここ数年話題になっている。2014年度開講の東京工科大学大学院メディア専攻の新科目「ソーシャル・デザイン」(担当教員:飯沼瑞穂准教授、松橋崇史助教、水谷衣里講師)においてビデオ録画システムを活用した反転授業を行っている。英語の論文を読破し、その内容についての議論に授業内で参加することが大学院では求められる。しかし教員が英語論文を課題として学生に与えても、英語論文の背景や英語の専門用語の解説、特に英語の表現にかかわる紹介にまで授業内で時間を割くことは、なかなか時間の制約上、行ってこなかった。その問題を解決するために、正規の授業時間外を使った英語の学術論文の輪読のサポートとして、反転授業を行っている。

 本授業では学生は「ソーシャル・デザイン」に関連する論文を輪読する。その際に事前知識や英語の表現について提供されYoutube上にアップされた、10分~20分の輪読ビデオをあらかじめ見て、課題をこなしてから授業に参加する。以下が英語の表現の解説に特化したサンプルビデオ画像である。

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新科目「ソーシャル・デザイン」では今日、社会が抱える様々な課題をイノベーションやデザイン 思考を用いて解決する方法について多角的な視点から考察している。現在、人類が直面する複雑な諸問題の解決のためには、従来の問題解決方法とは異なるパラダイムが 必要である。そこで、近年注目をされているソーシャル・デザインに焦点を当て議論を進めている。ソーシャル・デザインの具体的な対象分野としては、コミュニケーション、教育、福祉、 医療、国際開発、地域、都市計画など多岐にわたる。さらに、個人と社会をつなぐソーシャルネットワークを活用した課題解決の方法や、システムやデバイスなどの社会的な関係性の変革の可能性を持つコミュニケーションの在り方なども対象となる。 授業で重要なテーマである社会関係資本に関する英語論文の解説ビデオのサンプル画像が以下である。

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今後このような授業を増やして行きたいと考えている。

*ビデオは本学で千代倉弘明教授が開発した講義ビデオ録画システムを使用している。
(文責:飯沼瑞穂)

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