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学部4年生が学会発表

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2014年9月3日から5日まで、北海道の札幌で日本音響学会2014年秋季研究発表会が開催されました。いわゆる全国大会と呼ばれる部類の学会です。その学会で、卒業研究の4年生が発表を行いました。

 

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図は音声認識のポスターセッションで発表している様子です。パソコンのデモも持っていきました。

 
内容は、音声でLINEのスタンプを検索する方法についてです。最近、スマホでは、Siriやしゃべってコンシェルなど音声で情報検索ができるようになっていますが、まだまだ、音声では検索しにくいものがあります。品名や名称が無いものは何と発声して探せばいいのかわからないわけで、LINEのスタンプもその1つです。
さて、それでは、スタンプは音声でどのように検索すればいいでしょうか?スタンプは感情や雰囲気を表現していますから、擬音語や擬態語で探せれば便利ですね。ここで1つ問題があります。現在の音声認識は「辞書」という知識の源を持っていて、それに基づいて認識結果を出してきます。つまり、この辞書にないものは認識できないわけです。これを未知語と呼びます。スタンプ探しに使いたい擬音語や擬態語は多くの場合、音声認識の辞書には載っていません。それをどうやって探すかが、今回の発表のキーポイントなのです。
この学会では、音響分析技術と音声認識技術を併用し、話した内容をKINEのトークのように文章で表したり、音声検索でスタンプを表示したりできるシステムと方法を発表しました。
 
4月に卒業研究を始めて、何故、こんなに早く研究発表ができるのでしょう?これは、メディア学部特有の演習制度「プロジェクト演習」のおかげなのです。発表の学生は3年生の時に、プロジェクト演習「音声対話」で音声対話システムの作り方をマスターしました。それで、4年生になってすぐに本格的な研究をスタートできたわけです。
 
雨宮香織,日置優介,相川清明, "音声入力による描画インターフェースの類似度の検討", 日本音響学会講演論文集, pp.151-152, 2014-09.
 
 

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