私の初めての海外学会での発表体験!
2014年9月13日 (土) 投稿者: インタラクティブメディアコース
メディア学部・次世代ゲーミフィケーション研究室の岸本です。
高校生の皆さんも、初めての場所に一人で行くとか、大勢の人の前に立つとか、ドキドキした経験がきっとあると思います。先生の私も最近、そんな経験をしてきました。
カナダ西部のエドモントンという都市を知っていますか? カナディアンロッキーの観光拠点・バンフやジャスパーに近い自然豊かな地方都市です。恐竜の骨の化石が出土することでも有名なアルバータ州の州都です。そんなエドモントンの中心にある州立アルバータ大学で開催された「第2回日本ゲーム研究国際大会」に研究発表のため赴くことになったのです。私にとってはこれが初めての海外での研究発表。ドキドキ、ワクワクした経験を皆さんにお話ししたいと思います。
先生といえども、研究発表のための準備はしっかりします。
まずは日本語で発表資料を作成し、それを英訳し、それとは別にスピーチ原稿も作ります。とくにスピーチ原稿は、何度も練習しながら20分以内収まるように調整し、最後はネィティブの人達にチェックをしてもらいます。飛行機の中でも原稿を見ながら頭の中で繰り返し、ホテルでは声を出して練習し、そしてドキドキの本番です。
私は英語が上手いわけではありませんが、一生懸命考えて仕込んでいったユーモアが受けたり、発表の主旨が伝わったと実感できたときには大きな達成感を感じました。また、アルバータ大学の日本大好きな学生たちとも仲良くなりました。
皆さんもこれから進学や就職で「初めての場所に一人で赴く」機会が増えてくるでしょう。ドキドキはワクワクと背中あわせです。不慣れで自信が無いからといって尻込みせず、積極的に出掛けて行くこと。初めての事にもどんどん挑戦すること。経験の蓄積こそが皆さんの自信になるのです。