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ゲーム業界最大のゲーム技術カンファレンス「CEDEC」開催

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メディア学部の三上です.
前回はゲーム研究を学会の視点から紹介しましたが,今回は産業界の視点から紹介します.去る9月2日から4日にかけて,パシフィコ横浜にてCEDEC2014が開催されました.

CEDECは2000年から始まったゲーム業界の技術カンファレンスで,今年は過去最大の6,553名が参加しました.それまでは比較的クローズド(秘密主義?)と言われたゲーム業界ですが,CEDEC運営委員会が継続して運営し,ゲーム業界を取り巻く状況の変化も相まって,徐々に来場者が増えてきました.

業界各社が自社の技術や開発の実績をオープンにし,さらなる発展のために寄与する姿は学術界にも通じる考え方です.本学の大学院生や学部生も数多く参加し,開発現場の最先端を知る良い機会になっています.

Cedec

CEDECはCESA(コンピュータエンタテインメントソフトウェア協会)が主催する技術カンファレンスです.CESAは本学も出展している東京ゲームショウも主催しています.ユーザーのためのイベントがTGSなら,CEDECは開発者のためのイベントです.


三上は5年前から,CEDECの運営委員として基盤的な技術やアカデミックな研究分野を取りまとめる役割を担っています.それまでは,産業界の色が濃かったCEDECに少しづつ学術界からの参加者や発表者を増やそうと取り組んできました.

講演は公募で行われるほか,産業界に重要な知見を提供するような話題を,運営委員会から提案するような招待講演もあります.未来のゲーム産業を考えて,周辺産業の先端技術を紹介することでゲーム開発者に新たな気付きを持ってもらう役割も担っています.

CEDECで講演する人材はまさに,ゲーム業界の先駆者であり先導者です.学術的な研究を大学から発表することも大事ですが,業界に旅立っていったOBたちがここで講演するようになると,業界に必要不可欠な人材を輩出したという証にもなります.

本学OBも徐々に登壇するようになり,産業界でも先駆する人間が生まれるようになってきました.メディア学部が生まれて15年,ゲーム教育がスタートして10年.産業界の発展に寄与する仕組みが整ってきたことがうれしく思います.

メディア学部 三上浩司

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