« おもしろメディア学 第49話 うるさいのに静か??  | トップページ | おもしろメディア学 第50話 インターネットは誰のもの? »

3Dプリンターを使う演習

|

以前のブログでも紹介したのですが、メディア学部では「デジタル・ファブリケーション演習」という名前で3Dプリンターを利用した演習を行っています。3Dプリンターは最近テレビや新聞などでも良く取り上げられるようになり、見たことがある人も多いかもしれません。ワープロで書いた内容をプリンターで紙に印刷するのと同じようにして、コンピューターで3Dのデータを作成して、それを3Dプリンターが実際のモデルとして形にしてくれるのです。

3Dプリンターで使われるのは、色々な種類のプラスティック樹脂ですが、それを熱で溶かしてデータに従って積み重ねていくことにより、全体の形を創りあげていきます。

さて、3Dプリンターの演習というと、3Dのデータの作り方とか、プリンターの使い方を学ぶということを想像するかもしれません。もちろん、それらを知らないと使えないので、演習の一部としてそうした内容もあるのですが、それはあくまで3Dプリンターを道具として使えるようにするための準備にすぎません。この演習は、表現や作成の手段として3Dプリンターのような新しい道具が提供されたときに、それを使ってどんな「面白い」ことを実現することができるだろうか、ということを考えるのが目的です。

Enshu1

演習では、「自分を表現するアクセサリ」や「遊びを創る」というテーマで作品を制作することを行っています。「遊び」というとゲームなどを思い浮かべるかもしれませんが、ゲームのコマや道具を作るのではなく、その形自体が面白さを与えるようなものを考えデザインすることを目指します。

自分を表現するアクセサリでは具体物を作る人が多いようです。既にあるものを作るのではなく、自分で独自の形を生み出して欲しいと期待しているのですが、なかなか難しいようです。独自のアイデアを考えだすのはなかなか難しいことですが、頭で考えているだけであったりスケッチで表していたアイデアを、立体物として実際に手にとり眺めることができるようになるのはやはり新しい経験で楽しさがあります。新しいツールを得たことで、新たなアイデアを促すことに繋がることを期待しています。

Enshu2


授業紹介」カテゴリの記事

« おもしろメディア学 第49話 うるさいのに静か??  | トップページ | おもしろメディア学 第50話 インターネットは誰のもの? »