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NHK BS1で「次世代ゲーミフィケーション研究室」が紹介されました!

2014年10月 5日 (日) 投稿者: インタラクティブメディアコース

 メディア学部 次世代ゲーミフィケーション研究室 教員の岸本です。

 9月25日(木)NHK BS1の報道番組『キャッチ!世界の視点』で、日米の「学習ゲーム」の現状が取り上げられ、「次世代ゲーミフィケーション研究室」が取材を受けました。
 

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▲卒業研究ミーティングを撮影中

 毎週月曜日に行っている「卒業研究ミーティング」の時間を使い、本格的な撮影機材に囲まれて、研究中の「学習シリアスゲーム」について学生たちがプレゼンテーションを行いました。普段の先生と学生でのプレゼンとは違う緊張感があり、良い経験になりました。海外の話題中心の番組のため割愛された部分もありましたが、放映を家族そろって見たという学生もおり、研究室の活動を知っていただける良い機会にもなりました。
 

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▲私のインタビューを撮影中


 取材内容が放映されたのは9月25日(木)朝7時からの『キャッチ!世界の視点』の中、「特集:ゲームの力が教育を変える」のコーナーでした。まず、アメリカでは学校単位の取り組みとして算数や理科の正規授業に学習ゲームを採用しており、出席率が高まっただけでなく、学力・学習意欲の向上も認められ、オバマ大統領が支援の意向を示していること等が伝えられました。それに比べて日本国内の取り組みは立ち遅れてはいるものの、大学などの研究者、ゲーム業界、そして教育現場の協力により展望が開けつつある、という流れの中で「次世代ゲーミフィケーション研究室」が紹介されました。

 取材時にプレゼンテーションした「学習シリアスゲーム」は、謎解き英語学習ゲーム「Riddles in Pieces」と、数学的思考力ゲーム「BLOCK ARTIST」。それぞれ実際にプレイして見せながら、そのゲームをプレイすることでどのような力を身に付けることができるのかを説明しました。番組では、空間センスを学ぶ「BLOCK ARTIST」のプレイ画面でブロックを爆弾で崩し、目標の形に整えていく様子が放映されました。
 

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▲放映された学生たち
 

 

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▲放映された私
 


■卒研室リーダー 鈴木成美(4年)

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 テレビの取材という滅多に経験出来ないことをやらせて頂きました。大きなカメラやマイクがあるだけで萎縮してしまいましたが、私たちの研究室らしい発表が出来たのではないかと思います。放映された番組では、私たちが発表した内容はほとんど入っていませんでした(涙)が、テレビに小さく自分が映っているのを見るのはとても不思議な気分でした。これをきっかけに、次世代ゲーミフィケーション研究室の研究・活動内容を知ってもらい、「学習ゲーム」や「シリアスゲーム」について興味を持っていただけたらとても嬉しく思います。
 

■指導教員 岸本好弘
アメリカにおける学習ゲームの教育利用の実例と、まだまだ立ち遅れている日本の様子、その中で我々の研究室の「ゲームのチカラを教育・社会に役立てる」研究がコンパクトに紹介された良質の番組でした。研究室ミーティングのシーンでは(小さくですが)参加した学生全員が映っていて、親御さんに喜んでいただけたかな?と思います。

 



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