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おもしろメディア学 第41話 無限音階

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みなさん、こんにちは。

 
今日は、不思議な音を1つ紹介しましょう。まず、これを聞いてみてください。
 

不思議音

 

いかがですか?何か、音が無限に高くなっていくように感じられませんか?みなさんは、視覚的には、これと同じように感じるものを見たことがあると思います。そう、図1のような床屋さんのシンボルですね。らせん状の模様が回転すると模様が上に移動していくように見えます。エッシャーの無限に上っていくように見える階段を思い浮かべるみなさんもいらっしゃるでしょう。

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                 図1 らせんを回転させると模様が上に動くように見える

 

実は不思議音も同じ仕組みなのです。

 

それでは、その不思議音のサウンドスペクトログラムを見てみましょう。

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                    図2 不思議音のサウンドスペクトログラム

 

図2のサウンドスペクトログラムは、横軸が時間で、縦軸が周波数です。濃い青のところは音の成分が無いことを表しています。赤い部分は音の成分が強いことを表しています。これによると、いくつかの高さの違う音の成分が時間とともにそれぞれ高くなっていくことがわかります。

このような音は「無限音階」と呼ばれています。「シェパードトーン」とも呼ばれます。

ちょうど、ピアノでオクターブずつはなれた3つのドドドの和音からはじめて、レレレの和音、ミミミの和音と徐々に音を高くしていったのに似ています。

無限音階ではそれぞれの音は低い周波数から始まり、ゆっくり音量が上昇していきます。十分ゆっくり音量が上がっていきますので、いつ始まったのか気づかないのです。そして、最大の音量に達した後、徐々に音量が下がっていき、いずれは音が終了します。ゆっくり音量が下がっていくので、いつ終了したのかもわからないのです。それで、全体として、ずっと音の高さが高くなり続けるように感じるのです。

 

相川 清明

 

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