専門演習:ウェブサービスのプランニングと構築
2014年10月12日 (日) 投稿者: media_staff
こんにちは。メディア学部の羽田です。
専門演習「ウェブサービスのプランニングと構築」では、ウェブサービスの開発に必要な工程を「一人で」すべて体験することを目標にしています。
ウェブサービスを開発するためのツールはこの10年ほどの間に驚くほど進化してきています。複雑なプログラムを簡単に作るためのソフトウェアの集合であるフレームワークが沢山出現し、さまざまな企業でも利用されています。
これらのフレームワークを利用することで、学生であっても一人でサービスを開発して、世界に対して公開することが可能になるのです。
我々の演習では Rubyという言語を世界的な言語に押し上げたといわれる、 Ruby on Rails というフレームワークを利用しています。このフレームワークは国内はもとより世界中で多くの企業のサービス開発で利用されている実践的なものになります。
規模は小さくとも、一人で開発の全てを体験することにより、開発に必要な技術とともに、開発者、あるいは開発チームのメンバとして大切な事はなにかを学んで欲しいと考えています。プログラマに頼みたいことは、プログラマの気持ちになって、インターフェースデザイナーに頼みたいことはデザイナーの気持ちになって考えてみると、より伝わりやすいと思うからです。
クラウドサービスの普及のお陰で、インターネット上にサーバを構築することも以前では考えられないほど安価に行えるようになりました。実践的なサービスを開発すれば、それを発展させて学生であっても、自分の独自サービスとして運用することも可能になるでしょう。世界にはそんな学生も実は沢山いるのです。
そんな実践的なウェブサービスの構築について学ぶ授業を目指して、毎週の授業を行っています。
(メディア学部 羽田久一)
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