ITと社会
2014年11月15日 (土) 投稿者: ソーシャルメディアサービスコース
先日、海外で日本語を勉強する高校生のクラスに訪問することができました。Cindy先生は、日本語教育で賞を取られた方で、大変楽しみにしていました。高校生たちは、授業を聞き終わると全員教室にあるmacを使ってテストを受けていましたが、先生はテスト中に正答率をチェックしていました。Webの使用はもちろんのこと、反転授業や様々なソフトを積極的に使って高校生が飽きない上に習得が出来る授業をしていることにとても感動しました。高校生の話す日本語は、中学生以来英語を勉強している私よりもずっと上手でした。
技術が進み、人間が労働力として必要とされなくなると、技術に対して人間の反発が起こるということが、歴史の中でしばしば繰り返されています。SF作家のアジモフも、ある社会学者の話としてこのことを自伝に書いていたように記憶しています。この問題を解く鍵の一つは、この高校の先生が高校生を深く理解して、また教育に必要なことが明確に捉えることによって技術を使っているように、社会の現象の深い理解と技術の深い探求なのではないでしょうか。
写真は出張先の海です。
山崎 晶子
「ソーシャル」カテゴリの記事
- 大学院講義(2019.03.05)
- 卒業論文の発表(2019.02.05)
- WEB3Dと地域振興(2019.01.04)
- 高校生のみなさんがメディア学部から世界へ羽ばたくために!(2019.01.23)
- NHK学生ロボコン2018(2019.01.11)