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ソーシャルコンテンツデザイン

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こんにちは、助教の松橋です。 



 今回は、私が所属しているソーシャルコンテンツデザインの4年生の卒業研究について紹介します。ソーシャルコンテンツデザインでは、メディア学部で身に付けたCG等のデジタルコンテンツ創作技術を用いて社会課題の解決に貢献するための研究を行っています。

 卒業研究の流れを説明すると、4年生に入り本格的に卒業研究に取り組むまでに、それぞれ関心のある社会課題と実際にコンテンツを制作する対象地や対象組織を設定します。その後、実際に対象地や対象組織に対して調査を実施し、協力関係を構築した上で、学生自身の技術との兼ね合いからどのようなデジタルコンテンツを制作し、当該地域や組織が抱える課題の解決に寄与しているのか、考えていきます。本格的なコンテンツ制作は9月以降に始まり、ちょうど今の時期はコンテンツ完成に向けてラストスパートをしている時期です(卒業論文はコンテンツ完成後にコンテンツ評価を行い、12月以降本格的に執筆します。)



 研究テーマを1つ紹介しましょう。現在の4年生が取り組んでいる研究テーマの1つに、ブランドサッカーの認知普及のためのコンテンツ制作があります。彼は、サッカーを長い間プレーしたきたことからスポーツ振興に関連する社会課題を対象にしたいと考え、その中で、視力に障害のある人たちがプレーするブラインドサッカーに関心を持ちます。そして、ブラインドサッカーは、障害者にサッカーをプレーする機会を提供するだけではなく、教育の中で、健常者が目隠しを行ってブランドサッカーに取り組むことで、視力障害に対しての理解を深める効果があることを知ります。



 実際にブラインドサッカーの現場を知るために、ブラインドサッカー協会への協力依頼、ブランインドサッカーチームへの長期の密着取材を行いました。ブランドサッカー日本代表を含めた多くの人に対してインタビューを行い、調査結果をまとめてブランドサッカー普及のためのコンテンツ制作を行っています。コンテンツの完成とその後の評価はこれからですが、現場の関係者からも評価を得ながら進めている研究ですので、実際のブランドサッカー認知普及に貢献できる研究になっていくのではないかと思います。

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