「グローバルメディア論」特別ゲスト講義 ルーム・トゥ・リードの松丸佳穂氏
2014年12月22日 (月) 投稿者: ソーシャルメディアサービスコース
12月12日に 2年生の講義科目「グローバルメディア論」 (担当:飯沼 瑞穂)に、国際教育支援団体ルーム・トゥ・リード ジャパンの日本代表 松丸 佳穂さんをお招きして講義を行って頂きました。 ルーム・トゥ・リードは、世界各国の識字教育と女子教育を支援する団体で、「教育は世界を変える」をミッションに図書館建設や、現地語絵本出版などを行っています。
今年は、飯沼ゼミ、国際教育開発プロジェクトに在籍している4年生の内野望さんが、8月からインターンに参加しています。内野さんは、ソーシャルメディアを使った資金調達の支援を行っています。今回の松丸さんの講義では、内野さんも登壇しました。以下、インターンの内野さんからのメッセージです。
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Room to Readインターンの内野です!12月12日(金)、私の在学する東京工科大学にて、代表の松丸さんの講義が行われました!メディア学部の2年生約200名へ向けた講義で、今回の講義の目的は1.RtRをたくさんの学生に知ってもらうこと 2.学生の皆さんに何ができるかを考えてもらうこと この2点をポイントとして行いました!
講義の始めに、ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんのスピーチ映像を学生の皆さんに観ていただきました。事前に質問をしたところ、マララさんのことを知っていた学生は半分。スピーチ映像を観た学生は2人。そのスピーチ内容に衝撃を受けたような表情で、マララさんを知らなかった学生たちも食い入るように映像を観ていました。自分より若い、わずか17歳の少女の生い立ちと力強い生き様を目の当たりにし、また自分の知らない世界で残酷な事が起きている現実を知り、学生たちは何か突き動かされるような心境だったと思います。
スピーチ映像の後は、代表の松丸さんからRtRの紹介や活動内容、学生からの事前質問への解答を踏まえた講義をしていただきました。そして、「学生の皆さんに何ができるか」というトピックについては内野が、これまでのインターンを通して学んだことや感じたこと、RtRサポーターの皆さんが行っている活動内容などを踏まえ、学生の皆さんにお話をさせていただきました。私が学生たちに最も伝えたかったのは、「自分の身近にあるほんの小さなことから、子どもたちに教育の機会を与える手助けができる!」ということです。私はインターンを通して、サポーターの方々の素晴らしいイベント活動やソーシャルアクションを肌で感じてきました。それらのほとんどは、学生であっても社会人であっても、男性でも女性でも、自分の身近にあることを少し工夫するだけで行えることです。
学生の前でお話させていただくのはとても緊張しましたが、講義を聞いて何か活動を行いたい!という学生も名乗り出てくれて、とても嬉しかったです!メディア学部の学生ということで、映像制作や動画編集を学んでいる学生から、「ぜひRtRの紹介動画を制作したい!」
という声もいただくことができました♪これをきっかけに、学生の皆さんからもいろいろな活動をしていただいて、その輪を広げていきたいです♪
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