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学生による5分間講義!

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 メディア学部 教員の岸本です。
 今回は、プロジェクト演習「ゲームデザイン」の時間に行っている「学生による5分間講義」について紹介します。

 メディア学部のプロジェクト演習は、専門的な知識・スキルを学ぶ演習でありながら履修学年に制限を設けず、意欲があれば1年生でも上級生と一緒に学ぶことが出来ます。授業内容も自由度が高く、私の担当する「ゲームデザイン」のプロジェクト演習においては、「今期の授業でやりたいこと」を募り、学生たちの要望を活かして授業内容を組み立てており、中でも人気が高いのがこの「学生による5分講義」なのです。

「ゲームデザイン」の授業は、ゲームの企画制作を通して「企画力」「表現力」「プレゼンテーション力」を身につけることを目的としていますから、この企画自体が学びの場でもあります。

▼最初に学生が書いた企画案

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 ここでは、今期4回目の「学生による5分間講義」の様子を紹介しましょう。この日は3人の学生が講師となって講義を行いました。


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 まず1限目は、1年生の講師による『アーチェリー学』。高校時代の部活経験から、あまりメジャーなスポーツとはいえないアーチェリーの魅力について講義しました。

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 続いて2限目は、2年生の講師による『女子力学』。女子力のポイントや、自分自身の「女子力磨き」の体験について講義しました。

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 そして3限目は、2年生の講師による『リーダー学』。チーム制作における「リーダーの志の高さ」の重要性や、「ゲームで世界を平和に!」と講義しました。

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 講義終了後、受講生全員の投票により『リーダー学』が優勝となり、称号が「講師」から「准教授」に昇格しました。優勝者には継続して第2回『リーダー学』を講義する権利が与えられます。


【受講生たちの感想】

 ・5分間講義、ためになった!
 ・どの講師もとても楽しそうに、また魅力的に講義をしていた
 ・パワポや発表がみんな個性的で面白かった
 ・先輩方のパワーポイントを使ったプレゼンが直に見られる
 ・階級が上がる制度(*講師から准教授へ)もゲーミフィケーションをうまく使っている
 ・発表している人が岸本先生に指摘された改善点が参考になった
 ・『リーダー学』の講義が役に立った
 ・リーダーとして自分に何が足りないのかが分かった
  ・今後ゲームを作っていくうえで重要


 こうした授業の狙いは、「ゲーミフィケーション」を活用しながら学生らの「自主性」を引き出すことです。この回以前の優勝者の講義テーマは、第1回『こびうり学』、第2回『パシリ学』、第3回『クレーンゲーム学』といったものでした。中でも評価の高かった『誰でもできるパシリ学(第1回)』の様子はYouTubeで動画をご覧になれます。たいへん面白いですし、教員による通常の講義では学べない大事なことを伝えていると思います。

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 また、同じプロジェクト演習「ゲームデザイン」の中で、上級生が後輩たちの反面教師となる『ダメ先輩プレゼン』や、自分の読んだお薦め本を語る『ゲームデザイン本ビブリオバトル』など、多様な企画授業を行っています。
学生の能動的な参加を促し自主性を引き出す授業をこれからも続けて行きたいと思います。


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