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学会紹介:日本図学会と秋季大会における大学院生の研究発表

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日本図学会は、機械工学、情報工学、建築、美術、各種デザイン等、多様な分野の専門家が、図や形を扱う立場で集まっています。1967年に発足した伝統のある学会です。図学を「Graphic Science」と捉えて、広い分野を扱っています。コンピュータグラフィックスも含まれています。
11月に2014年度日本図学会秋季大会が,東京藝術大学美術学部で開催されました。このページのプログラムをぜひご覧ください。たくさんの研究領域の発表があることが分かります。
秋季大会のように多くの人がある場合に、特別な見学も行われたりします。
今回は大学内の大石膏室の見学ツアーが実施されました.ここには,昭和10年にボストン美術館から寄贈されたミケランジェロ,ドナテルロ,ヴェロッキオなどのルネサンスの巨匠の石膏像34点と,日本における西洋彫刻の基盤を築いたラグーザの遺品16点があり,また,ミロのヴィーナス,サモトラケのニケ,ロダンの《バルザック像》,《青銅時代》の石膏像が置かれ,藝大生にとっては大切な空間です。普段見学できないような場所を学会行事に参加することによってみることができます。これは教員だけでなく、学生も同じです。学会に参加することによって、貴重な体験ができます。残念ながら、この見学では撮影禁止ですので、写真はありません。
このほか、3Dプリンターを利用したコンテストや作品展示などもありました。3次元モデルを仮想空間で製作するだけではなく、制作モデルをみることがデザインや設計には重要な工程です。写真は、機器展示の様子、コンテストで表彰された作品、さらには作品展示の例です。詳しくは学会の報告をお楽しみに。

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さて、この秋季大会には、インドネシア出身の大学院生Muhammad Arief君が研究発表をしました。学生は参加費なども格安であることが多く、参加しやすい立場といえます。Arief君の研究は、コンピュータグラフィックスのレンダリングに関するもので、多数の照明があるようなシーンの表現を扱っています。発表は英語で行い、質疑は英語と日本語の両方で行いました。このようなコンピュータグラフィックスの研究もあり、メディア学部との関係も深いといえます。

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メディア学部の研究は多岐にわたりますので、いろいろな学会で発表する機会があります。メディア学部の教員や学生がどういう学会で発表しているかを調べてみることもおもしろいと思います。
メディア学部 近藤邦雄

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