1年生がフィールドワークの成果を発表!
2015年1月30日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース
メディア学部准教授 菊池司 です.
今日は,メディア学部に入学した1年生が全員必ず受講する必修授業の「フレッシャーズゼミ」に関して,ちょっと紹介したいと思います.
この「フレッシャーズゼミ」は,前期に「フレッシャーズゼミ I」があり,後期には「フレッシャーズゼミ II」があります.
この授業は,学生各自が規律のある学生生活をし,主体的に学び,さまざまなことに積極的に取り組む姿勢を身につけるように大学生活の計画の策定を支援するものです.近い将来,社会において進もうとする進路を見据え,大学4年間で,何を,いつ,どのように、,どのくらいの時間,どのレベルまで学ぶべきかを明らかにして,各自の大学4年間の学業,サークル活動,資格取得やボランティア活動・インターンシップなどの積極的な活動の具体的な目標を,教員や先輩達と立てていくための授業です(シラバスから抜粋).
さて,後期の「フレッシャーズゼミ II」では,1年生は5,6名から構成されるグループに分けられ,自分達で「自分とメディアとの関わり」や「メディアと社会との関わり」を見つめ,問題点を発掘し,自分達で調査・フィールドワークを行った結果を,複数グループ合同で発表しあう「フィールドワーク発表会」を行います.
上図は,先日私が見学(と指導,評価)に参加した合同発表会の様子です.
1年生の皆さんは,各グループでテーマを自由に決め,そのテーマに関して自分達で調査の計画を立て,自分達で行動して調査を行い,調査結果をポスター2枚程度にまとめて発表を行いました.
発表会に出席している教員とのディスカッションはもちろん,違うグループの友達などとも活発なディスカッションを行っている様子が,とても印象的でした.
各グループが設定しているテーマも非常に興味深く,「デジタルサイネージ」や「広告」といった,いわゆる「メディア」として注目を浴びているようなものから,大学までの通学時の交通網の情報に関するものや,防災情報に関するもの,およびSNSの活用法に関するものなど,皆さんの身近な問題とメディア,そして自分達との関わり方に関するテーマもあり,1年生の皆さんの視野の広さと柔軟さにとても感心しました.
なお,この合同発表会の中から選定された数グループは,本学学長賞の候補として,次のステージへと進むことになります.
このように,大学1年生のときから「プロジェクト学習(PBL)」を取り入れた授業を受けることで,さまざまなことに積極的に取り組む姿勢を身につけることができるようになるわけです.
メディア学部 菊池司
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