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おもしろメディア学 第68話 ジェンダーと表象

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前回は、授業と演習のコラムで、『ジェンダー広告』のお話しをしました。ゴッフマンという社会学者が、アメリカの広告を集中的に収集して、それをジェンダーの観点から社会学的に分析したものです。広告のような「表象」と呼ばれるものを社会学者が分析したので、大変な話題を呼びました。その中の一つは、「広告のなかで男性は女性よりも背が高い」ということです。近年、大柄な女性も増えていますが、21世紀になっても女性よりも背の低い男性は、広告にはあまり登場しません。

 この『ジェンダー広告』とは、少し話題が離れますが、このような社会学的表象研究で有名なものに、ポップスターの研究があります。マドンナやスパイスガールズなどは、ガールズパワーということで様々な研究がされました。アメリカの小学校の校庭では、スパイスガールズなどが流行ったとき、女の子は口々にガールズパワーと言っていたそうです。

 日本では、ポップスターがガールズパワーと言っているところあまり見たことがないような気がします。どんなことを、ポップスターがキャッチフレーズにしているかも、実は表象とジェンダーを社会学的に研究するときの大きな関心の一つなのです。

 

                山崎 晶子

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  前回に引き続き、昨年のゼミのみなさんです。

 

 

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