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西田友是客員教授による”Soft Shadow”の研究紹介 (大学院特別講演)

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東京工科大学メディアサイエンス専攻特別講演を1月19日に次のような内容で開催しました。
講  師:東京工科大学大学院客員教授 西田 友是先生
   (東京大学名誉教授、広島修道大学教授、UEIリサーチ所長)
講演題目:
現実感のあるCG映像のための照明モデルの進展
 - 種々のタイプの光源による影の効果 -
 

1nishita

2history

西田先生は1970年代初期からコンピュータグラフィックスの研究を行っており、ランダムスキャンディスプレイを利用して図形を描くことを行ったりしていました。

3cgresearch

1972年には陰影計算の出力をプリンターで行っていました。また、1980年代には、大学研究室で所有していたカラーモニタ(当時1000万円くらい)を利用して、さまざまな照明計算を利用した研究成果を発表してきました。そして、柔らかな陰影を表現した画像が1982年にSIGGRAPHのArt Showで発表されました。

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これらの陰影に関する研究がどんどん進み、代表的な成果であるラディオシティ法が1985年にSIGGRAPHで発表されました。このとき、同じような研究発表がありまいたが、西田先生達の研究は、日本の学会で先に発表されており、ラディオシティを一番初めに発表したパイオニアとして認知されています。このラディオシティ法はコンピュータグラフィックスの教科書には必ず紹介されている重要な手法です。

5radiosity

次の「まとめ」のスライドに講演内容のキーワードが書かれています。興味を持たれたみなさんはぜひWebページをご覧ください。

6conclusion

講演の参考Webページ
http://nishitalab.org/user/nis/topicja.html
学部ブログ記事
◎東京工科大学大学院メディアサイエンス専攻の客員教授にCG界のノーベル賞といわれる”Coons Award受賞者”の 西田友是氏が就任 2013.10.01
◎Graduate School of Tokyo University of Technology invited Dr. Tomoyuki Nishita as a visiting professor 2013.10.01
メディア学部 近藤邦雄

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