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NICOGRAPH 2014 にて「ベストプレゼンテーション賞」を受賞

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メディア学部准教授の菊池 司です.

2014年11月3日・4日に愛知工業大学八草キャンパスにおいて開催された「NICOGRAPH 2014」にて,我々の研究グループによる研究発表「雪崩による雪煙のビジュアルシミュレーション」が「ベストプレゼンテーション賞」を受賞しました.

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本研究では,雪崩によって引き起こされる雪煙のビジュアルシミュレーション法を提案しました.

提案手法は,山の斜面をポリゴンモデルで生成し,雪崩発生源から雪塊を表す雪パーティクルを落下させ,雪パーティクルと斜面ポリゴンとの衝突を検知し,衝突点からナビエ・ストークス方程式による雪煙拡散速度場を生成します.そして,生成された速度場に沿って運動する雪煙の密度をボリュームレンダリングすることによって,雪崩による雪煙のビジュアルシミュレーションを行うというものです.

この手法により,山斜面の斜度の違いなどによって引き起こされる雪煙の違いも表現可能となっています.

下に示すのは,本研究によって生成されたフル CG 画像の例です.

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近年 CG 技術の発展は目覚しいものがあり,様々なところで CG 映像を目にする機会が増えています(エンターテインメント分野だけでなく,教育,医療などの現場でも CG 技術が用いられています).
そのため,多くの人は「CG って,もう研究とか開発するようなことはないでしょ?もう充分いろいろなことをリアルに表現できるでしょ?」と感じるかもしれません.

しかし,私たちの身の周りにはまだまだ CG では表現できないことがたくさんあります.
日常生活のなかの何気ない出来事,現象のひとつひとつに,研究のシーズやヒントが隠されています.

そのような CG 研究を行ってみたい人は,是非東京工科大学メディア学部に来て,我々と一緒に研究をしましょう!

メディア学部  菊池 司

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