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学部1年生がプロジェクト演習で制作したインタラクティブアート作品を発表:映像表現・芸術科学フォーラムにて。

2015年3月23日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース

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2015年3月14日に行われた映像表現・芸術科学フォーラムでプロジェクト演習「クリエイティブアプリケーション」で制作した「インタラクティブアート作品」を学部1年生が発表しました。早稲田大学国際会議場というとても広いところで、ポスター発表の内容を一分間で紹介し、午後はポスターの前で多くの参加者に説明をしました。

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研究の概要:

「リアルな植物をCGで表現する際には,樹木の成長,花弁の配置など様々な既存のアルゴリズムあることが知られている.

本研究では,これらのアルゴリズムを脱構築し,さまざまな植物の形状,配置,成長などのアルゴリズムを,抽象的なキネティック・アートのパラメータにインタラクティブに組み合わせることにより,植物のアルゴリズムを利用した新たな動的な数理造形を生成するアート作品として,Processingにより制作した.

 

タイトルの「Org.」は「Original」「Organic」両方の意味を含意させている.形状・動きの抽象美を植物から借りつつ,表現物のオリジナル性を高めるため,色に関しては初期値では本研究者の創意に基づく配色になっているが,鑑賞者によってインタラクティブに変更することが可能である.」

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■松尾成基さんのコメント:

今日は早稲田大学で開催されました「映像表現・芸術科学フォーラム 2015」に1年生ながらポスターを出させて頂きました。学会というもの自体が初めての経験で緊張しましたが、良い経験になりました。
1年生の間にこのような体験ができたのは、今後の自分に取って大きなプラスになるのではないかと思います。説明が拙い部分もたくさんあったと思いますが、様々な意見やアドバイスを頂いたので今後の作品の展開が見えてきました。
今回は先生方のお世話になった部分が大半でしたので、今後は少しずつ自分でポスター&論文が作成できたらなぁと思います。面白い研究などが数多く見れたので、今日は本当に出れて良かった!!
■発表論文:
松尾 成基、渡邉 賢悟、伊藤 彰教、近藤 邦雄、Org. Plant-植物生成のアルゴリズムによるインタラクティブ・アート-映像情報メディア学会・画像電子学会・芸術科学会、映像表現・芸術科学フォーラム、ポスター発表、2015
■プロジェクト演習「クリエイティブアプリケーション」の紹介:

メディアコンテンツ、メディアアートは、サイエンスと結びつき「メディアサイエンス」の重要な一角を占めています。複雑多様化する情報を収集・分析するだけでなく、これらを見やすく、分かりやすく、しかも動きや反応を伴って提示する手法は、インフォグラフィクスや情報可視化、インタラクション・デザインなどと呼ばれ、最先端のメディア関連の学問分野でも注目されるトピックです。
本演習では、主にswift言語によるiOSアプリケーションの制作を通じ、視覚表現やインタラクションに関する先端的な表現によるアート・デザイン作品の制作や、関連する分野における高度な研究に取り組むための基礎的な知識と技術を習得します。
主に、最先端のディジタル表現の情報と過去の美術表現手法双方を採りあげ、大学生の研究レベルの鑑賞・批評・分析を通じ、今日的な表現技法についての理解を深めると共に、これらの世界的なイベント・展覧会・学会・学術会議などのトピックについて触れ、作品制作に活かします。
メディア学部 近藤邦雄

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