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学部2年生がプロジェクト演習で制作したアプリを発表:映像表現・芸術科学フォーラムにて。

2015年3月24日 (火) 投稿者: メディアコンテンツコース

2015年3月14日に行われた映像表現・芸術科学フォーラムでプロジェクト演習「クリエイティブアプリケーション」で制作したアプリを発表しました。早稲田大学国際会議場というとても広いところで、ポスター発表の内容を一分間で紹介し、午後はポスターの前で多くの参加者に説明をしました。

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研究の概要:
「スクリャービンやメシアンなど共感覚を持つといわれている作曲家たちは、独自の感覚によって、音高や調性と色彩が感覚的に結合している。一方で子供たちなどは、特殊な感覚が無くとも音高や調性と色を自由に結び付けて音楽的な遊びを行うことは珍しくない。本作品は音高と色彩とを古典的な音楽インタフェイス上で柔軟に組み合わせることにより、こうした融合的な感覚を手軽に楽しめるようにしたインタラクティブ作品である。3DCGを用い、iOS上にSwift言語により実装した。」

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■原 祐里子さんのコメント:

プロジェクト演習で作ったアプリを、映像表現・芸術科学フォーラムで発表しました!周りがちゃんとした研究発表をしている中、自分はちゃんとした研究ではなく、ただ作りたいアプリを作っただけで発表直前までこんな感じで大丈夫なのかな…ととても不安だったのですが、発表しているうちに、このアプリも色々考えて作っていたんだなーという事を実感することができました!
面白い意見もたくさん貰えて良かったです!
今回は手続きや論文、ポスターを先生方に手伝ってもらいながらやりましたが、もし次に発表する事があったら次は自分でちゃんとできたらなーと思います。

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■発表論文:

原 祐里子、渡邉 賢悟、伊藤 彰教、近藤 邦雄、色と音高の柔軟な組み合わせによる色光ピアノの拡張、映像情報メディア学会・画像電子学会・芸術科学会、映像表現・芸術科学フォーラム、ポスター発表、2015
■プロジェクト演習「クリエイティブアプリケーション」の紹介:


メディアコンテンツ、メディアアートは、サイエンスと結びつき「メディアサイエンス」の重要な一角を占めています。複雑多様化する情報を収集・分析するだけでなく、これらを見やすく、分かりやすく、しかも動きや反応を伴って提示する手法は、インフォグラフィクスや情報可視化、インタラクション・デザインなどと呼ばれ、最先端のメディア関連の学問分野でも注目されるトピックです。
本演習では、主にswift言語によるiOSアプリケーションの制作を通じ、視覚表現やインタラクションに関する先端的な表現によるアート・デザイン作品の制作や、関連する分野における高度な研究に取り組むための基礎的な知識と技術を習得します。
主に、最先端のディジタル表現の情報と過去の美術表現手法双方を採りあげ、大学生の研究レベルの鑑賞・批評・分析を通じ、今日的な表現技法についての理解を深めると共に、これらの世界的なイベント・展覧会・学会・学術会議などのトピックについて触れ、作品制作に活かします。
メディア学部 近藤邦雄

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