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大学院メディアサイエンス専攻から4人目の博士誕生:映像分析に基づく演出設計支援手法に関する研究

2015年3月31日 (火) 投稿者: メディアコンテンツコース

大学院メディアサイエンス専攻から4人目の博士が誕生しました。

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2015年年1月27日に東京工科大学において、兼松 祥央君の学位審査公開発表会を開催しました。審査委員会は5名の教員からなり、さまざまな視点から研究内容を見て質問をすることによって、博士としてふさわしい内容かどうかを半年かけて審査してきました。主査近藤邦雄、副査萩原祐志、若林尚樹、柿本 正憲、三上 浩司でした。

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博士論文公開発表会はその最後の段階であり、学位論文の内容とともに、事前に行われた英語の筆記試験と専門科目の試験の結果をもとに、審査委員会として判定するときです。そして審査委員会の報告書をもとに3月4日に開催された大学院研究科委員会において、学位授与が承認されました。
メディア学部では、メディアコンテンツコースにおいて、実写映像、CGアニメーション、ゲームなどのコンテンツ制作に関係する教育と研究をしています。この研究分野には重要な3つの領域であるシナリオライティング、キャラクターメイキング、演出があります。

兼松君の研究は、このうちの演出に関係する研究であり、メディアサイエンス専攻において、このコンテンツ工学研究分野では、初めての博士号取得となります。
この研究の概要は、次のとおりです。
「本研究は、演出設計支援を目的としてより効果的な演出シミュレーションを手軽に行うためのシステム開発を行いました.この目的を達成するため,特に映像の品質に関係するなライティング(照明)とカメラワークに注目しました.これらは映像作品の質を高めるために重要な演出要素です.
このために、映像分析を行い、ライティング情報やカメラワーク情報をまとめて、ライブラリ化を行い、ライティングやカメラワークを検索するための “ディジタルスクラップブック”を構築しました.これを用いることによってより容易で高品質な演出設計のために有用なシミュレーションを支援できることを示しました。」

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■2013年,メディアサイエンス専攻渡邉さん、竹内さんの博士論文公開発表会のブログ記事
http://blog.media.teu.ac.jp/2013/01/post-1d11.html
メディア学部 近藤邦雄

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