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やりたいことがなんでもできる大学!

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メディア学部から大学院へ進学し今年の春卒業する、佐々木正徳君の体験を記事にしてもらいました。是非、体験談として参考にしてみてください。

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私が東京工科大学に入学を決めた理由は「音楽関係の仕事に就きたい!」と思ったことからでした。東京工科大学を受験するにあたって、

それまでの音楽経験は全く必要なく入学して1から学ぶことができ

ることを知り入学を決意しました。

東京工科大学の音楽設備は他大学を圧倒できるほどだと思います。

レコーディングルームなどもあり、

1部屋で1億円くらいかかっているのではないでしょうか。聞いた話だと壁紙だけで3、4千万円かかっているそうです。また、通常音大に入学するとなると国立でないかぎり学費がかなりかかってしまいますが、東京工科大学にはスカラシップ制度があり、私は4年間をほぼ無料で通うことができました。もちろん返済も不要です。

ここからは入学してからの話です。1、2年次ではひたすら音楽の勉強をしていました。作曲手法から音楽理論、DTM(PCを活用した楽曲作成)、MA(映像に音をつける)、PA(ライブの音響等)など音楽関係を洗い浚い勉強しました。東京工科大学にはそのための設備も講義もあります。特におもしろかったのは、作曲の講義で私が持っていった曲をジャズ音楽理論の教授とクラシック音楽理論の教授がピアノの前で「ここはこうあるべきだ!」「いや、そこはこうだ!」とディスカッションをしながら曲をどんどんアレンジして弾いていたことです。お陰様で作曲技術はもちろん、曲の進行の知識がだいぶ身に付き、曲を一度聴けば「あ、これは○○進行だ」と分かるようになり、一発でコピーして弾けるほどになりました。
 講義の延長でMAを実際に担当させていただいたこともあります。私が担当したのは、南カリフォルニア大学での日本の文化を学ぶ講義で使われる映像資料用に音楽を3曲作ることでした。新鮮で刺激的な体験をたくさんさせてもらいました。と同時に、音楽業界のあれこれも知ることができました。
1年次のころから家庭教師と塾でアルバイトをしており、3年次のころには教育に興味を持ち始めました。たいていの大学では、一度入学したらなかなか専門の方向転換はできないものですが、東京工科大学では思い立った瞬間に変更することができます。3年次からは教育理論を勉強し始め、4年次では比較教育学(世界のあらゆる教育方法について比較・検討しながら自国の教育改革を目指す)を研究テーマに選びました。私は特にオルタナティブ教育(伝統的な教育手法とは異なった教育手法)の研究をし、子どもたちを対象にした教育手法適性検査アプリを作成しました。これは国際理解教育学会で発表しました。
また、3年次のころから北海道情報大学に科目等履修生として入学し、教職課程を始めました。たいていの通信課程では、二重学籍といって大学でダブルスクールをするのは違法なのですが北海道情報大学では科目等履修として講義を受講することができるので、今の大学に通いながら教員免許も取れるところがポイントでした。ちなみに課程を修了しても学士はもらえません(正科生じゃないので)。1年でほとんどの課程を終えましたが、教育実習の期間の関係で1年半で無事免許を取得することができました。
4年次ではとある私立高校の就職が決まりました。しかし私はまだ学び足りないと感じていたので2年間待っていただき、修士課程に進学しました。修士では教育工学を専攻しました。特に私が行っていたのはCSCL(コンピュータを活用した協調学習)の実践です。1年次では大学で100人を超える多人数講義における実践、2年次では高等学校における実践を行いました。実は2年次からは先の私立高校での非常勤講師を始めており、その授業の中で校長先生と相談の上で実践させていただきました。CSCLの実践も学会で発表を行っています。
修士課程では、現代社会の最先端を非常に多く学ぶことができました。特にTUI(タンジブル・ユーザー・インターフェース)に興味を持ち、そちらの研究に心を持って行かれそうになりましたが、実施中の研究に専念しました(笑)TUIとはマサチューセッツ工科大学を中心に研究されている「デバイスの透明化」です。つまりデバイスをいじっている意識を持つことなくデバイスを操作できるのです。これは様々な可能性を秘めています。いずれTUIを教育に取り入れたいとも考えています。
大学在学中にはいくつかの事業も展開させました。初めては大学4年次のときです。青山学院の友人と共に家庭教師派遣事業を行いました。家庭教師の予約・キャンセルを24時間アプリから行うことができ、テスト週間の1、2週間だけ多く予約、それ以外は部活などもあるためほとんどいれないというように自由に日程を組むことができるといったサービスです。
もうひとつは言語交換サービスです。こちらは東北大学1人と早稲田大学1、中国の精華大学1人の4人チームです。言語交換サービスは海外では当たり前のようにありますがその日本版で、今も運営中です(http://langchange.org/)。ビデオチャットを通じて日本人は日本語を教える代わりに英語を教えてもらうというように、海外の人たちと言語を教え合うだけですので利用料を無料にしています。オンライン英会話は通常Skypeなどの別ソフトを利用するものが多く、利用が面倒だったりSkypeのアカウントが広がっていくのが嫌だという声も聞きますが、本サービスではすべてをひとつのサービスに入れていますので、簡単に安心して利用することができます。本システムのプログラミングは私一人で行っていますが、そのための指導をしてくださったのも東京工科大学の教授です。本当にたくさんのことを教えていただきました。単位にならないと知っていて3回同じ講義を受講したほどです(笑)
 東京工科大学での6年間は人生の中で最も充実した6年間でした。他の大学は知りませんが東京工科大学の場合、まずは講義で広く浅くいろいろなジャンルのことを学び、そのなかで自分のやりたいことが見つかれば、より深く学ぶための講義や設備が用意されているといった感じです。なにも見つからなければ浅い学生生活で終わってしまいますが、やりたいことを見つければ他の専門的な大学に劣らないくらい追求できると思います。CDデビューしている人も私の知る限り2人います。一人はアニメの主題歌にも楽曲が使われています。
私の研究室(飯沼研)では、世界中に焦点を合わせた教育開発や地域復興などの研究や実践が行われていますが、飯沼瑞穂先生は非常に顔が広く、様々な出会いを与えてくれました。実際にフィリピンに行って研究を実施する学生もいますし、ベトナム等で教育開発を行ってる方(ルームトゥリード)やリベラルアーツでは世界一位を誇るイエール大学の院でビジネスを立ち上げた方(change.orgも紹介していただきました。実際にカフェでコーヒーを飲みながらお話しもさせていただきました。多くの刺激を与えていただき、自分の活動のモチベーションを作ってくれました。
非常に長くなりましたが、私は東京工科大学を選んだことを非常に良い選択だったと思っています。学問だけでなく人間としてかなり成長できましたし、なんと言っても校舎がとてもキレイで毎日通うことが楽しみでした。余談ですが、我が校舎はATARUや医龍、Kというアニメの舞台にもなっています。敷地で最も大きいとされている建物のエントランスには、理事長が自ら描かれたとてつもなく大きな絵が展示されています。いろいろな意味でスケールの大きな大学だと感じました。卒業してからは、私立高校で教鞭を振いながら当校ならびに学外で活用できるツール開発などやりたいことをどんどんやるつもりです。

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                佐々木 正徳 君

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