研究室紹介:経済経営得調査研究 2015年度スタート経済経営得調査研究 2015年度スタート
2015年4月20日 (月) 投稿者: メディア社会コース
「実際に街に出て、調査をしよう。」
当研究室では、今年度もこの合言葉をもとにスタートしました。新4年生の当面の目標は、毎年7月下旬に行われる卒論中間発表です。当卒研では、基本的に各自の研究成果を発表し、質疑を通じ全員で討論するゼミ形式で研究を深化させていきます。と言っても現時点で研究成果を発表できる学生ばかりではありません。
新年度がスタートしたこの4月から5月にかけては、経済学や・経営学の教科書を輪読し、広く同領域の知識や分析概念を整理するなど、基本的な勉強を行います。併せて、当卒研に配属後の3年次秋学期から行っている、グループワークを続けます。そして仕上げに、資料の収集・整理・分析手法、論文の書き方、発表の行い方などを一通りおさらいしたうえで、6月初旬を射程に各自の研究発表へと移行していきます。
さて、このグループワークは、比較的近い研究テーマ同士の学生が集まり、共同で研究を行います。6月からの個別研究のための助走機能はもちろん、共同で仕事を仕上げていくという、役割分担等、効率的な組織運営も体感するという狙いもあります。
今年の4年生は、4つのグループで活動を行っています。第1班は音楽を中心としたコンテンツ業界で5人、第2班はレジャー・地域活性化をテーマに4人、第3班はインターネット・ゲーム関連で5人、第4班は流通業界等で4人、など目下それぞれのグループの中で活動しています。当研究室では自分の一番興味のある業界・分野を研究テーマに掲げていますので、上記のカテゴリーに全員がぴったり当てはまるわけではありません。しかし、少し異なる領域の学生同士が議論を重ねることで、自分だけでは見えなかったものが見えてくるものです。その結果、より包括的で、骨太な研究成果につながっていくことでしょう。ここに、グループ活動を取り入れた意味があります。
(メディア学部 榊俊吾)
「研究紹介」カテゴリの記事
- 映像表現・芸術科学フォーラムにて卒研生が優秀発表賞を受賞(2019.03.17)
- 自由な言葉でライブパフォーマンスをアレンジする(2019.03.16)
- 先端メディア学II(2年生)の学生が人工知能学会の研究会で発表(2019.03.15)
- 映像表現・芸術科学フォーラムでの発表(2019.03.10)
- ゲームの学会?!(2019.03.07)