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メディア学部生らが「GLOBAL MATH 2014コンテスト」において「Best Performance賞」、「Cool Idea賞」を受賞

2015年4月 2日 (木) 投稿者: メディアコンテンツコース

 メディア学部教員の岸本好弘です。
 3月21日、株式会社ベネッセホールディングス主催の「GLOBAL MATH 2014コンテスト」成果発表会が開催され、メディア学部生らの8チームが制作した数学ゲームをプレゼンしました。全17作品から審査の結果、チームBESTの「てくてくロボット」がBest Performance賞(優勝相当)、チームMAJISNOWの「Halving Ice」がCool Idea賞(準優勝相当)を受賞しました。昨年に続き2年連続の受賞です。

Global Math - グローバルマス
 

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▲チームBESTの、村上 和希くん(2年)

 

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▲チームMAJISNOWの、星野 紘輝くん、武藤 礼記くん、松浦 彩乃さん、山本 祐輔くん(全員2年)

 

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▲学生らの集合写真
 この「 Global Math2014コンテスト」への挑戦は、春休みを利用したスペシャルプロジェクトとして、自主学習の意欲のある学生向けに行ったものです。まず、1月19日「ゲームデザイン演習」の授業内で企画コンテストを行い、29案を作成しました。

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 大雪の1月30日に「チーム編成会議」を行い、8チームを結成しました。メンバーは、4年生1名、3年生1名、2年生13名、1年生6名の合計21名で、他大学からの自主的参加者も含まれています。後期試験も終わりここからが作業開始です。

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 制作にあたっては、経験の少ないメンバーのためのプログラムやグラフィック講習会、本プロジェクト専用の作業部屋を用意した他、情報共有・指示徹底のため Facebookのグループページを活用するなどのサポートを行いました。
 2月 5日に企画発表、同16日にα版発表、3月 2日にβ版発表とマイルストーンを設定し、各々進捗状況をプレゼンして、学生や教員からのアドバイスを受け、以後の制作に活かしていきました。

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 3月6日に全チーム応募完了。締め切り前日には、宅配ピザを食べながらみんなで追込みしました。

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■指導教員 岸本 好弘

 このプロジェクトでは、学生たちに次の3つのことを期待していました。まず、ゲームは娯楽だけではなく教育に活用できることを、数学ゲーム制作を通して学ぶこと。2つ目は、制作過程を通してグループワーク力・コミュニケーション力を身に付けること。そして、学外コンテストに応募することにより、社会と接する経験・外部の評価を受ける経験をすること。最終発表ではビックリするような素晴らしいプレゼンテーションを行ってくれました。


■学生らの感想(一番印象に残ったこと)

・切磋琢磨できる環境がとてもよかった!(2年女子)

・全体的にクオリティが去年よりも上がっていた。 (2年男子)

・とにかくプログラマーは身を粉にして働く役職であり、バグが出た時にはやるせない感情になるのだと感じました。(2年女子)

・春休み期間に毎週のように作業会を開いた結果、準優勝相当の賞を頂けた。(2年男子)

・2回連続Best Performance賞!(2年男子)

・初の3Dゲームをプラットフォーム上にあげることができた。(2年男子)

・自分の大学だけでなく他の大学が制作したゲームやプレゼンテーションの仕方は勉強になりましたし、中学生、高校生の作品を見る事が出来て良かったです。(1年女子)

・他人の視点が介入するグループ制作だと、今までに無かった考え方が出来て非常に新鮮でした。(1年男子)

・リーダーとプログラマーを兼任することの大変さ。(1年男子)

・数学的な考え方を促す問題と、視覚的に見栄えの良い画像を両立するのはとても難しかった。(1年女子)


■学生らの感想(一番学んだこと)

・1人でやるメリットとデメリットを学ぶことができました。(2年男子)

・全体の取りまとめの難しさ、ゲームにあったサウンド制作の難しさ。(2年男子)

・Unity(ゲーム開発環境)における仕様について。(2年男子)

・プログラマーは自分の欲しい結果を出すために、たくさんの知識や注意力が必須であると学びました。そうしなければ時間が必要以上にかかってしまうということも。(2年女子)
・同じ目標の人たちでの助け合い、知識の共有が出来るって素晴らしいと思いました。(2年男子)

・学ばせるためには、ただ計算させるだけではいけないということ。(2年男子)

・いつも習っているグラフィックメインではなく、サウンドという新しいことに取り組んだことで、これからのチームの作業に貢献できることが増えたと思います。(2年男子)

・ただのゲーム作りとは異なり、楽しさに学びを加えられたゲームをいかにして考えるのか、学ぶことが出来た。(2年男子)

・締め切りはちゃんと決めること、よく遅れるので。(1年男子)

・グラフィックの素材は大きさの規格を統一するだけでなく、1画面で目に入る画面全体を意識して素材のデザインを作らなければいけないことが身にしみた(1年女子)

・ゲームの企画書の時点で「何が面白い(今回だと学べる)か」というのを慎重に考えていく事が重要だと思いました。(1年男子)

・ゲーム制作に作る側として参加することも実際にゲームを作りあげるのも初めてでしたので、色々と勝手がわからない事も多くあって戸惑いがあったものの、制作をする上での段取りなどを実際に体験する事が出来て良かったです。また、作業を進める過程でグラフィックやプログラマーの仕事教わる事も出来て、なにが大変であるか、どのように作業するのか、何に気をつけているのかなどを知る事が出来、とても勉強になりました。プロジェクト演習でチームを結成する前にいち早くチーム制作に関わる事が出来て良かったと思いました。(1年女子)

参加した学生らは、有意義な春休みを体験できたようです。今後も引続きクオリティアップを行って、Global Mathサイト上に公開して頂く予定です。



制作した8つのゲームは、ウェブページ上で遊べます!
数学の考え方が身につくゲーム


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