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「可視化(コンピュータビジュアライゼーション)」の研究、やってます。

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こんにちは。4月からメディア学部に着任した竹島です。

今日は自己紹介がてら研究紹介をさせていただきたいと思います。

私の研究テーマは「可視化(コンピュータビジュアライゼーション)」です。ピンと来る人も、来ない人もいるかもしれませんが、ざっくりいうと、コンピュータグラフィックスの技術を用いて、既存のデータを画像にする研究です。

もちろん、単純に画像にするだけではダメで、対象データからなんらかの“意味のある”情報を、視覚的に捉えられるような画像を作らなければいけません。

“意味のある”ということろが重要です。皆さんもグラフを描くことがあるかと思いますが、どういうグラフを描くかによって、知りたい情報がわかりやすいかどうかというのは変わってきますよね?例えば、国別の人口データがあったとします。それぞれの国の人口を比べたいときは、棒グラフがわかりやすいですよね?でも、その国の人口が全世界のどれぐらいの割合なのかを知りたければ、円グラフの方がわかりやすくなります。このように、どういう風にデータを画像にするかというのが可視化のポイントになります。

Image1

上の図は、レーザー核融合における爆縮シミュレーションの可視化結果で、2つの図はまったく同じデータを可視化しています。左の図では内側の状態がわかりにくいですが、右の図では外側の面がなくなり、内側だけが描画されています。実際、このデータでは、外側の面は不要で、内側の情報だけが重要になります。このような可視化結果を得るためには、どのような値や領域で、外側に面が生じているかという幾何学的な情報を獲得する必要があり、それに基づいて可視化をしています。詳細は複雑すぎるので興味がある方はお問い合わせを。

私は主に、航空機の翼端にできる乱気流や、流れ場、医療データなどのデータの可視化を行ってきました。自然現象や医療にちょっとでも興味がある方は、ぜひ、お声掛けください。

(メディアコンテンツコース:竹島 由里子)

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