スウェーデンのゲーム販売会社を訪問!
2015年6月 8日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース
メディア学部教員の岸本好弘です。スウェーデンレポート第3回です。
ゴットランド・ゲーム・カンファレンス(Gotland Game Conference)終了後、首都ストックホルムに戻り、ゲーム開発会社「Paradox Interactive」を訪問しました。同社は、ヨーロッパで一番有名なストラテージゲームの会社です。現役のゲームクリエイターから話を聞くことができました。
Paradox Interactive公式ページ
▲対応してくれた左Marcusさん、右Timorさんと記念撮影
スウェーデンは人口一千万人ほどの小さな国ですが、ゲーム産業が盛んで、有名なゲームを生み出しています。ブロックで自由に物が作れる『マインクラフト』はみんな知っていますよね。「インディペンデント」と呼ばれる小規模なゲーム開発会社が作ったこのゲームは、世界中で3000万本以上が販売されました。一人称視点シューティング (FPS)の戦争ゲーム『バトルフィールド』シリーズも有名です。
日本のゲーム開発会社で働いた経験のあるTimorさんは、スウェーデンのゲーム会社で働くメリットとして「残業がない」「上下関係がない」「毎週金曜にパーティがある」「社会保障が手厚い」などを挙げてくれました。一方、デメリットは「くびになりやすい」ということです。
ストックホルムのオタクたちの集う場「Science Fiction Bokhandeln」も訪問しました。日本のアニメグッズやマンガが揃っています。カービィ好きの店員さんから話を聞くことができました。スタジオジブリの映画『魔女の宅急便』には、ここストックホルムと昨日までいたヴィスビューの風景が使われていると言われています。お店の棚には『魔女の宅急便』のDVDもありました。
ゲームショップで、レイトン好きな店員さんからも話を聞きました。
最後に、今回の出張で私が心がけていたことは・・・
・十分な事前準備をする。(講演や展示の準備は自分で見直すだけでなく、リハーサルを何度もやって助言を採り入れ、練り直しました)
・最初は知らなくて当然。何でもやってみる、人に聞く。(まず地下鉄のキップの買い方から分からない)
・いつでもスマイル。私は日本の観光大使。(すべてのスウェーデンの人に「日本人は笑顔で感じが良い」と思われるように)
以上、たいへん有意義なスウェーデン出張でした。
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