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スウェーデンの大学で、ゲーム発表会の審査員!

2015年6月 7日 (日) 投稿者: メディアコンテンツコース

 メディア学部教員の岸本好弘です。前回に引き続き、2回目のスウェーデンレポートをお届けします。
 前回は、ウプサラ大学ゲームデザイン学科主催「ゴットランド・ゲーム・カンファレンス(Gotland Game Confarence)」での招待講演について書きましたが、同カンファレンスにおいて私は、出展ゲームの審査員を務め、本学部長賞の選抜にも携わりました。
 

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▲かなり重い「ハンマーコントローラ」をつかったもぐら叩きゲーム
 今回のカンファレンスは、ウプサラ大学ゲームデザイン学科1~3年の学生が1年間の学習の総決算として、6人程度のチームで2ヵ月間をかけて制作したゲームを発表する場です。そこには審査員としてスウェーデン国内のみならず、ドイツ、イギリス、アメリカ等の国々からプロのゲーム開発者がやってくるのです。スウェーデンには日本のような「新卒一括採用ルール」はありませんので、優秀な学生であれば卒業前にゲーム会社に就職することもできますし、起業(自分たちで会社を作ること)することも可能です。スウェーデン以外の国で仕事をするチャンスも大いにあります。
GGC2015のFacebookページ
 

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▲動物のぬいぐるみを付けたコントローラ
 

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▲全身の動きで操作するKinectを使ったゲーム
 ユニークな26作品の中から、東京工科大学メディア学部長賞には『Clouds Blow(雲の起こす風)』を選びました。様々な風を自由に操る能力をもつ少女が主人公のアクションパズルゲームです。
 

 

150526sweden7_3▲『Clouds Blow』のゲーム画面
 

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▲表彰式の様子。副賞としてピカチュウぬいぐるいみをプレゼント。
 招待講演、作品審査のほか、日本の学生らが制作した数学ゲーム(Global Math project)のゲーム展示も行いました。20人以上の学生や先生たちが遊んでくれました。
 
 


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▲『てくてくロボット(Step Robot)』の難しいステージをクリアしてドヤ顔をする先生。
Global Mathのウェブページ
 スウェーデンでゲーム制作を学ぶ学生や先生たちと交流できて、とてもハッピーで有意義でした。来年は、ゲームを作った日本の学生も連れていきたいです。
 次回は、ストックホルムのゲーム会社訪問記をお届けします。
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教員紹介 岸本好弘

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