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メディア学入門 

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みなさん、こんにちは、

 
メディア学部の1年生向けの授業に「メディア学入門」があります。今日は、その一部を紹介しましょう。メディア学は人から人にうまく情報を伝える学問です。人は多くの情報を視覚や聴覚で受け取りますから、人がちゃんと受け取れるように情報を作ってあげる必要があります。メディア情報は、あるときはアニメ、あるときは映像、あるときは文書、あるときは音楽で送られます。今日は、授業で紹介したいろいろな話題の1つとして、視覚情報の話をしましょう。
今、みなさんが縞模様のデザインを考えているとしましょう。みなさんは、どんな縞模様でも人に同じくらいはっきり見えると思いますか?それでは、次の図を見てください。

Visual_spacial_frequency_perception

                    図1 上に行くほど濃淡がうすくなる縞模様

 

この図は右に行くほど縞模様の間隔が密になっていきます。また、上に行くほど、濃淡の差がなくなっていきます。この縞模様はコンピュータで発生させたもので、厳密に同じ特性で上に行くほど濃淡が薄くなっていきます。

さて、良く見てください。濃淡はどこでも同じようにはっきり見えますか?

 

良く見ると、左右の中央部分は上の方まで縞模様が見えますが、左の端と右の端では、上の方では濃淡が良くわかりませんね?

縞模様が細かい方が目に敏感というわけではなく、かといって、緩やかな変化だったら縞模様がよくわかるかというとそうでもないという結果なのです。みなさんが、縞の衣類を作ったり、製品の模様のデザインをしたり、アニメやゲームや映像作品を作ったりするとき、このような人の目の性質に注意する必要があります。
人間の感覚により訴える作品を創るというような、これからのメディアでは、このような人の視覚や聴覚の性質に合ったデザインなどのメディア情報を作ってあげるようにすることが大切になってきそうですね。
 

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