« 一般的過ぎて何にもあてはまらない | トップページ | 美術館定理 »

お勧め書籍でプレゼン競演「ゲーム関連本ビブリオバトル!」

|

メディア学部教員の岸本好弘です。

 「ビブリオバトル」って知っていますか? 自分が読んで「おもしろかった!みんなに読んでもらいたい」と思う本を持ち寄って、その魅力をプレゼンし、「いちばん読みたくなった本」に投票して《チャンプ本》を選ぶイベントです。

 私の受け持つ2年生向け「ゲーム制作技法の基礎」の授業では、「ゲーム関連本」をテーマに「ビブリオバトル」を行います。今期の学生たちが選んだ本とプレゼンの様子を紹介しましょう。

150520gpk2

150520gpk

 まず、事前学習として「ゲーム関連本」というテーマに沿って本を選んで読了し、プレゼンする1冊を選びます。何冊も読んだ中から1冊を選んだ学生もいるでしょうし、その1冊だけを読んだ学生もいるかもしれませんが、プレゼンすると決めた本の内容と「自分が推したいポイント」を紙1枚にまとめた「プレゼンシート」を制作します。上の写真で学生たちが頭上にかかげているのが各々の「プレゼンシート」です。一目で魅力が伝わるように視覚化することで、持ち時間1分間で効率的なプレゼンテーションが出来るのです。


 今回は195人の学生たちから97冊が挙がりました。「ゲーム関連本」が97冊あるというのも驚きですね。参加者が数多く読んできた本ベスト3をご紹介しましょう。

 授業後のレポートには、「他の人のプレゼンした本を読みたくなった!」という感想が多く寄せられました。

・『なぜ人はゲームにはまるのか』と『ゲームデザイン脳』は、プレゼンしている人が多く、興味を持ちました。

・『なぜ人はゲームにはまるのか』という本の“クリアした喜び”などというところが凄く共感できました。「ロックマンシリーズ」や「魔界村」などのゲームは難易度が高めに創られていますが、どう攻略するかを考えて、じっくりやってクリアしたからこその喜びは本当の面白さだと思っています。

・『インターネット・ゲーム依存症 ネトゲからスマホまで』の発表で、ゲーム依存が「薬物依存とほぼ同じようなもの」というのが意外で印象的でした。壇上での発表のほか、グループ内でも同じ本で発表していた人がいておすすめしていたので、是非読みたいと思いました。


 若者の読書ばなれ対策としての側面もある「ビブリオバトル」は、年々盛んになっています。親や先生から薦められるよりも、同世代から「おもしろいよ!」と紹介されるほうが抵抗なく手に取れるのかも知れません。この授業では、親しみのあるゲームに関連する本がテーマであることもあって、なかなか熱いプレゼンテーションが毎年繰り広げられています。

 高校生の皆さんも、上に紹介した本の中の1冊を、まず読んでみてはいかがでしょうか。


執筆記事一覧

教員紹介 岸本好弘

高校生向け」カテゴリの記事

« 一般的過ぎて何にもあてはまらない | トップページ | 美術館定理 »