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8月9日(日)オープンキャンパス情報:コンテンツデザインって,何をやっているの?

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メディア学部准教授  菊池 司  です.

本日の記事では,8月9日(日)に開催されるオープンキャンパスで私が担当する「コンテンツデザインに関する研究紹介」について,ちょっとだけ紹介したいと思います.

「コンテンツデザインに関する研究」では,コンテンツ制作において「デザイン知識」とその知識を用いる「デザイン行為」を応用する試みについて研究を行っています.

「デザイン知識」は,科学的知識や人類共通の概念・感性などの「客観的知識」と,個人,集団,あるいは地域などに特有の知識で一般性がない「主観的知識」で構成されます.これらを理論的に分析・体系化し,「デザイン行為」を通してコンテンツを実装しようという試みが,「コンテンツデザインに関する研究」です.

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図.コンテンツデザインに関する研究の成果画像例

たとえば,現在の映像制作現場では,デジタルツールを利用するのが当たり前となっています.

デジタルツールを利用することの利点として,作業の効率化,および低コスト化などが挙げられます.しかし,そのようにして制作された映像は,ノイズのない高彩度なものとなることが多く,背景部分と動画部分がマッチングしていないため違和感のある作品が多く見受けられます.

そこで,デジタルツールを利用した映像制作において,“視聴者の違和感はどこに原因があるのか”,“映像の奥行き感を増幅させるための要素はなんなのか”などを明らかにするために,SD法による主観評価実験やラフ集合による解析などを行い,分析した結果をコンテンツのデザインにフィードバックするというデザイン手法を提案しています.

本研究による成果物として,映像作品やiPadアプリケーションをたくさん紹介する予定ですので,是非多くの方々に足を運んでいただき,実際に研究成果を見て・触れていただけると大変嬉しく思います.




文責:菊池 司

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