2015年8月22日(土)にオープンキャンパスを開催します。
メディア学部からも10以上の研究室による研究紹介のブースが出展予定です。是非、オープンキャンパスに参加し、メディア学部を肌で感じてもらいたいと思います。
3年生による学生相談もあります。
研究室の研究紹介では、メディア学部の3つのコースから3つから4つの研究紹介が行われます。
メディアコンテンツコースからは、3DCDアニメーション研究や東京ゲームショウに対する本学部の取り組みなどを紹介します。2015年度より着任した鶴田助教は、折り紙の形をコンピュータで設計するという研究の紹介があります。詳しい内容を見てみましょう。
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コンピュータ上で設計した形を現実の物体として作り出すこと、そのためのデバイスや環境を含めたデジタルファブリケーションという言葉が普及してきました。メディア学部にも3Dプリンタや工作機械を使用できる設備があります。
この研究紹介では、紙を用いたファブリケーション、特に「折り紙」についての研究を紹介します。紙は安価で身近な素材であり、誰でもすぐに使えるという利点があります。
折り紙の形をコンピュータ上で設計するためには、折りに関する数学を駆使して、形を正確にモデリングする必要があります。実際に折り紙を折って、紙を折る操作と数学の関係に触れてみましょう!
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メディア技術コースからは、音声対話や音響信号処理などの取り組みを紹介します。寺岡研究室からは言語処理に関連する研究の紹介があります。詳しく紹介しましょう。
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コンピュータは、私たち人間が手に負えない程の膨大なデータを瞬時に処理できる一方で、私たちが扱う言葉の意味を正確に捉えることにはまだまだ課題があります。というのも、私たちが普段何気なく使用している言葉には比喩表現や省略表現など様々なレトリックが含まれていることが、その理由の一つとして挙げられます。
本研究では、人間の言葉に関する連想の情報をコンピュータに利用させることで、言語理解の精度向上を図っています。ここでは、コンピュータが言語を理解するために必要となる基本的な処理を一通り概説した上で、省略語の推定や比喩表現の検出などの研究事例を紹介します。
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メディア社会コースからは、メディア技術やコンテンツを社会貢献や国際貢献に活用する取り組みやテレビコンテンツを開発する研究室がブースを出します。宇佐美研究室の出展内容を見てみましょう。
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「あなたにぴったりの研究室はここだ!
〜卒業研究室からのビデオメッセージ」宇佐美亘研究室(@TVラボ)
「卒業論文のテーマは何にしますか?」
高校生のみなさんに、こんな質問は早すぎるでしょうか。
でも、大学生活の4年間はあっという間に過ぎてゆきます。それよりも、「大学でこんなことを学ぶんだ」という目標があったほうが、ずっと楽しくなります。そんな方のお役に立ちたい、という展示の紹介をしましょう。
卒業論文のテーマを選ぶということは、卒業研究室を選ぶということに直結します。それは「卒業研究室申告」というイベントとなって、3年生の前期に行われます。
「ネット時代の映像メディア」をテーマとする宇佐美亘研究室(@TVラボ)では今年、映像とWebを組み合わせて「卒研室選択支援プロジェクト」をスタートさせました。3年生のために、各研究室の指導教員に1分の動画で「研究室の魅力」を語ってもらったのです。14の研究室の紹介をスマホサイトに掲載し、申告期間中に200回以上の動画再生がありました。実際に、3年生の選択に役立ったと思っています。
そこで、メディア学部を目指す高校生のみなさんにも、教員自らが語る「研究室の魅力」を見ていただいて、「大学で学ぶ夢」を少しでも具体化してもらいたいと願ったのです。
例えば、アクションカメラやドローンを使った映像作り、いろいろなゲームイベントに展示できるゲーム開発など、20以上の研究室が多様なテーマを持っています。
もちろん、各研究室の研究テーマだけ並んでいても、ピンとこないのではないかと思います。みなさんの興味はどんなところにあるのか、簡単な質問をいくつか繰り返して、「あなたにぴったりの研究室にたどり着くように仕掛けを考えました。
タブレットに触って質問に答えるだけで、「ぴったりの研究室」の紹介ビデオにたどり着きます。そのビデオを繰り返し見られるよう、あなたのためにスマホサイトのQRコードもお渡しします。ぜひ、ご家族ともども、「東京工科大学メディア学部」のバラエティ豊かな研究テーマを聞いてみてください。
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是非、8月22日に東京工科大学のオープンキャンパスに参加して、メディア学部の授業内容や研究内容に触れて見てください!