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VINCI 2015 開催

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8月24日から26日まで、一橋講堂(東京・竹橋)にて、可視化とビジュアルアプリケーションの国際会議であるVINCI 2015が開催されました。
本会議は2008年より開催され、今年で8回目になります。
チュートリアル1件、基調講演2件、5つの口頭発表セッションとポスターセッションがありました。

チュートリアルでは、統計データを視覚的に見せるシステムについて学習院大学の白田教授がお話されました。統計データは経済や産業などいろいろな分野で利用されています。もちろん、私たちの生活にもとても身近で、テストの点数分布なども統計処理で傾向を知ることができます。そのような統計データを単なる数値ではなく、視覚を用いて直感的に理解する、そして新しい知見を得るということはとても効果的な解析方法なのです。

Shirota


基調講演では、京都大学の中小路教授が視覚的なインタラクティビティを介したデータの探求について、イタリアのミラノ・ビコッカ大学のSchettini教授が色の不変性についてご講演されました。私たちが普段目にしている写真の色は、実際の物体そのものの色ではなく、そこにある光源の影響が少なからず入っています。たとえば、同じりんごであっても、家の中の蛍光灯の下で撮ったものと、太陽のまぶしい海辺で撮ったものでは、それぞれの画像の色は厳密には異なります。Schettini教授は、写真の画像から光源の影響を取り除き、元の物体の色を求める研究をされています。

Nakakoji

Schettini

参加者50名のあまり大きくない会議ではありましたが、その分、より密なコミュニケーションが取れたのではないかと思います。

来年はDallasで開催されます。

(文責:竹島)

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