新ジャンル『e-コンバット』コンペティションにて、メディア学部の学生3名が入賞!
2015年10月26日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース
メディア学部 教員の岸本です。
『e-コンバット』とは、古武道とテクノロジーを組み合わせた新しいゲームジャンルです。このたび、学生を対象に開催されたコンペティションにおいて、本学メディア学部の学生3名が入賞し、10月15日㈱ヴァルハラゲームスタジオにて表彰式が行われました。
世界初!! 古武道×テクノロジー『e-コンバット』コンペティション
遠隔兵法:ゴーストブラストの部(電脳射撃訓練用具)
入賞:メディア学部3年 池上 友貴
入賞:メディア学部2年 長井 智弘
板垣 伴信賞(努力賞): メディア学部2年 脇坂 明日香
▲ヴァルハラゲームスタジオでの表彰式の様子
本学の学生たちが挑戦したのは、『e-コンバット』のうち、CGとエアガンを組み合わせたアトラクション「ゴーストブラスト」の部です。『デッドオアアライブ』『NINJA GAIDEN』などを開発したゲームクリエイター板垣伴信氏らが審査に当たりました。
入賞することが出来てとてもうれしいです。「親子で遊べること」「縦横無尽に動きまわれること」をポイントとしたシューティングゲームを企画しました。元々の「ゴーストブラスト」は、射的のように「その場で立って撃つ」というものでしたが、プレイしている人も見ている人も、より面白いと思える企画にしたいと考えました。今回コンペティションで入賞し、チームリーダーになったので、これからもこの「ゴーストブラスト」をより良いものにし、完成させるため頑張ります。
ゲーム会社の社長さんなどプロの方々に自分の企画を審査していただける機会はめったにないので、とてもいい経験になりました。私はシューティングゲームやアクションゲームが大好きだったので、企画書を作るときはとても楽しかったです。コントローラーではなくエアガンを使うからこそ出来ることを考えて、アクション性、必殺技を追加。さらに、元の「ゴーストブラスト」には無かったストーリー性も加えました。不安もありましたが、失敗を恐れずチャレンジし、プロの方に意見をもらうことはとても大切だと学びました。
何かに入賞することは初めてでしたので、今回賞をいただくことができ、光栄です。加えて、応募した企画書を作成するにあたって勉強不足な点に多く気づくことがあり、参加することに意義があると身をもって実感できたことがなによりの収穫であったと感じております。今後もさらなる経験を積むため、このような機会に積極的に挑戦していきたいです。
◆指導教員 岸本 好弘 コメント
『e-コンバット』という新しいゲームジャンルに学生たちが挑戦し、成果を出してくれたことをとても嬉しく思っています。本学の「ゲームデザイン」の授業では従来から「今のゲームのなぞり」ではなく「未来のゲーム」を生み出すことを目標に指導していますが、古武道をベースにした『e-コンバット』は、「日本の独自性」を世界に発信する手段としても大きな将来性を秘めています。これからも学生たちとともに取り組んでいきたいと考えています。
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「ゴーストブラスト」動画
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