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現実的な飛び級

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今日は、工科大メディア学部の1,2年生と、これから入学を考えている高校生の皆さん、それに保護者の方々にぜひ聞いていただきたい「飛び級」の話です。

飛び級制度と聞くと、現実的な話ではない、と思う方も多いでしょう。東京工科大には以前から3年で学部を卒業できる制度が、メディア学部を含むいくつかの学部にあります。しかし、私の知る限りでは適用された例はほとんど聞きません。

でも昨年度入学者から適用される新しい飛び級制度(早期卒業制度)はかなり現実味があります。それは、学部を3.5年で卒業し大学院修士を1.5年で修了する制度です(ちなみに大学院は卒業するとは言わずに修了すると言います)。

これだと大学入学から5年で修士号が取れます。1年早く社会に出ることができ、授業料も節約できます。私学の授業料は高いですから1年分の学費節約は大きいです。

3年次の後期には、ほかの学生より半年早く卒業研究を開始します。4年次の前期には、卒業研究と並行して本来修士1年前期で行う研究企画という調査・計画を行います。4年次の9月には学部を卒業し、すぐに大学院に入学します。学生にとってたいへんなことは確かですが、学部4年を3年間で終えるよりはだいぶ現実的です。

もちろん条件があり、まずは2年次終了時に学年上位10%以内の成績優秀者であることが必要条件です。ほかにも条件はありますが、10%以内が一番高いハードルになる場合が多くなりそうです。

この飛び級制度で大学院を修了すると、履歴書には、大学入学年と修士修了年の差が5年しかない記載をすることになります。これは相当目立ちます。採用する側は、一通り入学年と卒業年はチェックします。

面接では必ず質問を受けるでしょう。

「この修士修了年は1年間違っていませんか?」

そのときあなたは答えます。

「飛び級制度で1年早く修了しました」

面接官から別格の扱いを受けることは確実です。このことが転職などで履歴書を出すたびに、一生ついて回ります。

制度が適用になる現2年生で可能性のある学生たちに勧めると、かなりいい感触が返ってきます。優秀な学生にはぜひ大学院に入っていい研究を行ってほしいです。研究成果で世の中に貢献することは、大学としては教育と並ぶ重要な使命です。

本人にとっても大学にとっても、この現実的な飛び級制度はぜひ活用したいものです。

(メディア学部 柿本正憲)

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