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全教員に調査! メディア学部で身につく能力って何?

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今日はメディア学部に興味のある高校生の皆さん、それと現在メディア学部に在学中の皆さんに知っておいてもらいたい内容です。

ラーニングアウトカムという言葉があります。学修成果ということです。大学が世間に対して「ここで学んだ学生はどんな能力が身につくか」を明示することは重要です。東京工科大学としては以下の6つの力を掲げています。(軽部学長による解説

  1. 国際的な教養
  2. 実学に基づく専門能力
  3. コミュニケーション能力
  4. 論理的な思考力
  5. 分析・評価能力
  6. 問題解決力

メディア学部としてはこれらの力をどうつけようと考えているか、今日は簡単な現状報告をします。

個々の授業科目では、上記6つのうちどこに重点を置くか、メリハリが必要です。実際に、メディア学部の各科目担当教員に調査をしました。演習は多くのテーマに分かれているので各テーマでの調査です。講義は各科目の調査です。6つの力の重点配分の割合を申告してもらいました。

まずメディア学部教員の各講義・各演習テーマでの全体集計(平均)です。

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「国際的な教養」の比重が少なく「実学に基づく専門能力」が多いです。前者は、教養学環の教員が実施する教養科目(今回調査対象外)でカバーしています。「実学に基づく専門能力」はメディア学部が全体として特に力点を置いていると言えます。

つぎに講義科目群別です。教養はおもに1年次、専門基礎は1年次から2年次前期、専門は2年次後期と3年次の科目群です。

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最初は「コミュニケーション能力」や「論理的思考力」を重視し、学年が進むにつれて、「分析・評価能力」「問題解決力」を重視するようになることがわかります。

必修の演習科目を見てみます。基礎演習(6テーマ)は2年次前期まで、専門演習(20テーマから2テーマ選択)は2年次後期と3年次前期です。

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基礎演習は文字通り基礎的な力と全体のバランス、専門演習になると実践的な力を重視しています。

メディア学部の特色のひとつであるプロジェクト演習も加えるとこのようになります。プロジェクト演習は「実学に基づく専門能力」重視のテーマが多いことがわかります。

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最後に、コース別の傾向を見てみましょう。

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コンテンツコースでは「実学に基づく専門能力」に重点が置かれています。技術コースは「論理的思考力」と「問題解決力」が突出しています。社会コースは全体のバランスが良く、比較的「コミュニケーション能力」を重視しています。各コースの特色がはっきり表れています。

今回の現状調査は、特に意外だったという点はありません。基礎力を重視し、学年が進むにつれて専門性が高くなる、というカリキュラム設計、演習でつけるべき力、各コースの特色など、メディア学部の方針が個々の授業にもおおむね浸透していることがわかる結果になりました。

在校生の皆さんは、各授業を受ける際に、その授業が6つの力のうちどこに重点を置いているのか意識してください。学修効果も上がります。

高校生の皆さん、これら6つの力は、時代や環境が変わっても役立つ普遍的な能力です。メディア学部では、学生がその能力を身につけるべく個々の教員が日々奮闘中です。

(メディア学部 柿本正憲)

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