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Springer から英文書籍を出版 Learning and Teaching with Technology in the Knowledge Society: New Literacy, Collaboration and Digital Content

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こんにちは!メディア学部、准教授の飯沼瑞穂です。英文の書籍“Learning and Teaching with Technology in the Knowledge Society: New Literacy, Collaboration and Digital Content”をシュプリンガー社から出版することになりました。

 近年のICTの発達により、世界の教育の在り方が大きく変わっています。特に、次世代の知識社会を担う人材の育成や教育には、リテラシーが重要な要素とされています。そもそも、リテラシーとは識字を指し、読み書きの能力を指しますが、ここ数十年でその定義は、情報の利活用を含む広義なものとして使われるようになりました。伝統的な”識字”能力の習得は、社会の参加には不可欠でありエンパワメントに必要な能力とされてきました。しかし、知識社会において我々は、映像、音声、3Dなど様々なメディアに囲まれ生活しています。現実では、従来のリテラシーの範囲以上に幅広いコミュニケーションを強いられているのです。

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 伝統的なリテラシーに比べ、現在の新しいリテラシーは、多様なコミュニケーション形態の操作と表現も含まれます。情報の利活用を含む、新しいリテラシーは、従来の”識字”に比べ、どこが似ていて、どこが違うのでしょうか?どのように それらを総合的にとらえて行けばよいのでしょうか?教育の場で、新しいリテラシーをどのように取り入れれば、次世代の知識社会を担う人達の創造性や深い思考、さらにエンパワメントにつながるのでしょう?このような問はずいぶんと色々な、分野で語れていますが今だに良い回答は見つかっていません。本書では、このような 問題を理論的、そして実践的な視点から論じています。第1章ではリテラシーの歴史的な編成と知識社会における新しいリテラシーについて述べています。第2章では知識社会において重要視されている学習理論について、特に講義ビデオ録画システムや反転授業などといった事例を踏まえながらのべています。第3章ではICTを活用した協調学修について、メディア学部の実験を踏まえながら論じています。最後に第4章では3Dなどのデジタルコンテンツの教育利用と新しいリテラシーの関係性について述べています。

文責:飯沼瑞穂

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