東京工科大学 メディア学部 ブログ

講義は，国際交流の現状，大学紹介の後，ゲームやアニメの制作のためのコンピュータグラフィックスの研究について説明しました．履修者が芸術系と情報系の学生の両方がいるということを聞いていましたので，メディア学部の特徴を生かした講義ができると思いました．CGの技術だけでなく，コンテンツ制作に技術をどう生かすかという視点も紹介しました．ITBの中でもメディアコンテンツ関係の研究教育をすることを推進しており，従来あまり交流のなかった芸術系と情報系の学生が共同でコンテンツ制作をしたりしているとのことでした．私の講義はそのような交流をさらにスムースにするためにいい機会であったようです．

 

講義の後に学生らのレポートをAlfonzo先生が送ってきてくれました．英語で書かれたレポートが大半で，一部インドネシア語でした．さすがに読めませんが，画像があるので，何に興味を持ったかは少し理解できました．

また，講義のあとには，ランチミーティングということで，芸術学部長 Dr.Imam Santosa先生はじめ先生方と話をしました．芸術学部の活動を紹介していただき，学生の交流や教員の交流などを話しました．

ITBからメディアサイエンス専攻には，国費留学生として2名が来ていました．一人は日本のゲーム会社，一人はバンドンで働いています．学部長のいろいろな活動紹介でも本学大学院を卒業した学生について紹介していました．2人の活躍を確認できて本当によかったです．

JICAの支援により，ITBの施設の建設，研究室の機材の充実，教員派遣などが行われています．いろいろなところに日本の支援が行われているので，私たちもより積極的に交流をしていくことが必要であると思いました．写真は芸術学部の教室や演習室です．

 

                              メディア学入門の教科書があります．

　　　　　　　　　　　　　　芸術学部の先生方といっしょに．

　電子情報学部（School of Electrical Engineering and Informatics)の先生方とも交流をするということで，Director Ary Setijadi Prihatmanto先生，Control and Computer systemsのHead，Carmadi Machbub先生，Computer Engineering研究室のAciek Ida Wuryandari先生らと提携や交流の話をしました．コンピュータ関係の技術を芸術学部と一緒に生かすためにメディア学部との交流は大変貴重な機会であると思います．

1．バンドン工科大学芸術学部のAlfonzo先生がメディア学部の教育研究の調査のために来学　2015.08.28

http://blog.media.teu.ac.jp/2015/08/alfonzo-fa97.html　

2．東京ゲームショーをインドネシア、バンドン工科大学芸術学部のAlfonzo先生と見学（国際交流）　2015.09.23

http://blog.media.teu.ac.jp/2015/09/alfonzo-9a12.html

メディアコンテンツコース　近藤邦雄